「ハリー・ポッター」で English Time

アクセスカウンタ

zoom RSS 第7巻 第2章 In Memoriam

<<   作成日時 : 2007/08/19 13:18   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 2




Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(US) Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(US)
J.K.Rowling (2007/07/21)
Arthur a Levine

この商品の詳細を見る







                  【ネタバレ注意です】






第7巻 「ハリー・ポッターと死の秘宝」 これまでの目次




第2章のあらすじ

ダーズリー家で過ごしてきたこれまでの夏季休暇と違い、ホグワーツ魔法学校で使用してきた私物の整理をしているハリー。やがて到来するヴォルデモートとの対決に向け、来期は学校に戻らないことに決めていたのだ。新聞に掲載されていたダンブルドア校長の故人略伝(obituary)に目をとおしたハリーは、若かりし頃のダンブルドアの意外な一面を知る。抜きんでて成績優秀な生徒だったダンブルドアには、アズカバンの牢獄で亡くなったという父親や、若くして亡くなった妹がいた。
新聞には、ハリーを悩ませてきた女記者リタ・スキーターが書いたという書籍が紹介されていた。ダンブルドア校長の過去を暴くという内容のもので、彼女はダンブルドアが闇の魔術に関わっていたことがあること、ダンブルドアの妹はスクイブ(魔法を使えない魔法使い)であったこと、ハリーとダンブルドアは不自然な関係にあったこと、ダンブルドアを殺したのはハリーであるかもしれないことなどを、インタビュー記事の中で自信たっぷりに述べていた。
「ウソだ!」と苛立つハリーだが、手にした手鏡(亡くなった名付け親シリウスからもらったもの)に、思いもかけない人の眼差しを見つけて愕然とする。.......見間違い? それとも?




第2章のはじまり

第2章は、こんな英文ではじまります。

Harry was bleeding.


こんな風に訳してみました。
ハリーは、血を流していた。

1) bleed ... 出血する

なんで出血したかといいますと、荷造りをしていたとき、バッグの中に何か割れたものがあって、それで指を傷つけてしまったからなんです。この英文のあとに、「ハリーは肩でドアを押し開けた」という内容の文章が続くんですが、これ英語でどんな風に言うんだと思います?
He shouldered open his door.
こう言うんですね。shoulder って、動詞にもなるんだ。おもしろい。
傷を洗い流すために洗面所に向かおうとすると、部屋の前に紅茶入りのカップが置いてあるのに気づきます(ドアを開けた拍子に、割ってこぼしてしまうんですが)。これはダドリーの仕業だなと考えるハリーなんですが、なんででしょう。以前にも同じようなことがあったのかな。




第2章がわかる英文チェック

次の5つの英文を読めば、なんとなくこの章がわかるかも?



He had never learned how to repair wounds, and now he came to think of it, particularly in light of his immediate plans...this seemed a serious flaw in his magical education.


こんな風に訳してみました。
ケガの治療法はこれまで習ったことはなかったが、考えてみれば、とりわけ彼が目の当たりにしている計画からしてみれば、治療法を学ばずにいたことは、彼の魔法教育における深刻な落ち度であるように思えた。

1) repair wounds ... 傷をなおす
2) come to think of it ... 考えてみれば
3) particularly ... 特に
4) in light of ... 〜の観点から
5) immediate ... 即座の、目前の
6) flaw ... 欠点

......と、さっそく不安に思うハリーなのであります。ハリーのトランクからは、いろいろなモノがでてきます。「セドリックがんばれ、ポッター汚いぞ」と文字が出てくるバッジや、金色のロケット、シリウスがくれた魔法の鏡など....。
荷造りをしているハリーの様子は、これからはじまる苦難の旅を想像させます。ダンブルドアはいない。シリウスも死んでしまった。ハリーに勝算はあるのでしょうか。とてもあるようには思えないんだけど。
立ちあがり、背伸びをし、ハリーは日刊預言者新聞をめくり始めます。ヘドウィグは眠っています。寝た振りかも? かごの外に自由に出してもらえないので、ヘドウィグはご機嫌ななめのようです。夏期休暇でプリペッド通りに戻ってきてすぐの頃に配達された新聞を手にとります。
ホグワーツのマグル学の先生が退職になったという小さなニュースが一面に載っている新聞です。迷わず10ページを開くハリー。椅子に腰をおろし、ハリーはある記事に目をとおしはじめました.....。
以下、新聞記事が続きます。



Scarcely a year previously, his father, Percival, had been convicted of a savage and well-publicized attack upon three young Muggles.


こんな風に訳してみました。
ほんの1年もたたない頃、彼の父親である Percival が、3人の若いマグルを襲撃した凶暴かつ有名な事件で有罪となった。

1) scarcely ... ほとんど〜ない
2) previously ... 以前に
3) be convicted ... 有罪を宣告される
4) savage ... 凶暴な
5) well-publicized ... 広く知られている

「彼の父親」というのは、「ダンブルドアの父親」という意味です。なぜ、ダンブルドアのお父さんは、マグルの青年を3人も攻撃したのでしょうか。その理由は、あとで明らかになります。
記事は、ダンブルドアのその他の家族についても紹介していました。



They were not alike; Aberforth was never bookish and, unlike Albus, preferred to settle arguments by dueling rather through reasoned discussion.


こんな風に訳してみました。
彼らは、似ていなかった。Aberforth は、少しも本が好きではなかったし、Albus と違って、理性的な話し合いより、争いによって決着をつけることを好んだ。

1) alike ... 似ている
2) bookish ... 本好きな
3) unlike ,,, 〜と違って
4) prefer to ... 〜を好む
5) duel ... 争う
6) reasoned ... 理性的な

アバフォースというのは、ダンブルドアの3つ下の弟です。優秀な兄のあとを歩いていかなければならない弟の立場の辛さは、「十分に理解できる」という世間の声もあったようで。人の子であるダンブルドアにも、もちろん母親がいます。しかし....



On the very eve of our trip, Albus's mother, Kendra, died, leaving Albus the head, and sole breadwinner, of the family.


こんな風に訳してみました。
私たちが旅に出ようとしていたその前日、アルバスの母ケンドラが亡くなったのです。アルバスは一家の主、唯一の稼ぎ手となってしまいました。

1) eve ... 前日
2) sole ... 唯一の
3) breadwinner ... 大黒柱

教育に関心が高かったダンブルドアは、キャリアを積む前に、親しい友人であった Elphias Doge とともに世界各国の魔法使いを訪ねてまわり、見聞を広めたいと思っていました。その夢が、母の突然の死によってかなわぬものとなってしまったのです。そのことについて、当時は多くを語らなかったダンブルドアだったのですが、はたして彼の心境は.....? 本当の思いは、あとの章で語られることとなります。
この記事を書いていたのは、誰? ハリポタファンなら想像がつくかもしれませんが、そうです。あの女です。リータ・スキーター!!



"Well, I don't want to say too much....it's all in the book....but eyewitnesses inside Hogwarts castle saw Potter running away from the scene moments after Dumbledore fell, jumped, or was pushed."


こんな風に訳してみました。
「そうですわねぇ、あまり多くを語りたくはありませんわ。すべて本に書いてありますもの。でも、ホグワーツ学校の塔にいた目撃者たちは、ポッターが走り去っていくのを見たと言っています。ダンブルドアが倒れ、ジャンプし、あるいは突き落とされたかもしれない現場からね」

1) eyewitness ... 目撃者
2) scene ... 現場

リータ・スキーターは、新聞記者であります。これは、彼女の言葉。自分が執筆した本を宣伝するために受けたインタビューで、あることないことを語ります。ハリーの味方である読者としては、読んでてかなり腹立たしいのですが、彼女のインタビュー部分には、とっても便利な(おもしろい)英語表現がいっぱいでてきますので、飛ばさずに読みましょう。たとえば、
・second nature (第二の天性)
・Come off it! (いい加減にしてください)(よしてよ)
・give away (秘密をばらす)
・dish the durt (悪いうわさを立てる)

などなどです。




第2章のおわり

第2章は、こんな風にしめくくられています。

想像しただけかもしれない。どうにも説明しようのないことだった。ずっと彼のことを考えていたから、だから、そう勝手に思い込んだだけなのかもしれない。もし勘違いなどでなかったとすれば、鏡に映っていたのはもう二度と自分を見つめ返してくれるはずのない、ダンブルドアの明るい青い瞳であった。


シリウスからもらった魔法の鏡は、遠くにいる誰かとコンタクトがとれるスグレモノ。ハリーは、ふとそこに亡きダンブルドアの青い瞳を見た気がして驚きます。
え? もしや.....もしかしたら、ダンブルドアは生きてるの?



これで、第2章はおしまいです。
日本語訳には自信がありません...。勘違いなどありましたら、教えてください。
それでは、また近いうちに第3章の記事を書きたいと思います。




参加しています♪

  








テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 3
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い
ナイス

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして!私も最近、ハリー・ポッターを英語で訳しはじめたので、とてもEmiさんのブログを頼りにさせていただいてます。(*^_^*)
私は英語力があまりないので、勉強も兼ねて熟読しながら一生懸命読んでいるのですが、なかなか上手く訳せない箇所があります。
そこで、教えていただきたいのですが、
第2章の18ページで(US版なのですが)、
" That was the period of our lives when we had least contact."

という一文の意味がよくわかりません。
Emiさんはどのように訳されましたか?
参考までに教えていただけると助かります。

また、ちょくちょくお邪魔させていただきたいと思います(^O^)
みさと
2007/10/01 20:47
みさとさん、コメントありがとうございます! みさとさんのお陰で、新しいテーマが誕生しました。今回いただいたご質問、これが正しい解答になっているかわかりませんが、本日付けで記事にさせていただいています。これからも、ぜひ「ココは?」という英文を教えてください。私も勉強したいです。
ありがとうございました!
これからも、頼りにさせていただきます^^

Emi
2007/10/01 22:23

コメントする help

ニックネーム
本 文
第7巻 第2章 In Memoriam 「ハリー・ポッター」で English Time/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる