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zoom RSS 第1巻 第6章 The Journey from Platform...

<<   作成日時 : 2008/03/02 19:00   >>

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Harry Potter and the Philosopher's Stone (Harry Potter) Harry Potter and the Philosopher's Stone (Harry Potter)
J.K. Rowling (2001/10/08)
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          第7巻までのネタばれ注意です】







第1巻 「ハリー・ポッターと賢者の石」 これまでの目次





第6章のあらすじ

いよいよホグワーツ魔法学校へと向かう日がやってきた。キングス・クロス駅に到着したものの、ハリーには列車が出るという「9と3/4番線」がわからない。
「どうしよう」
現れたのは、由緒ある魔法族ウィーズリー家の人々だった。なんとか列車に乗り込むハリー。そこには、波乱万丈の日々をともに過ごすこととなる無二の親友、ロン、ハーマイオニーとの出会いが待っていた.....。






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第6章のはじまり

第6章は、こんな英文ではじまります。



Harry's last month with the Dursleys wasn't fun.


こんな風に訳してみました。
ダーズリー家と過ごす最後のひと月は、あんまり楽しいものじゃなかった。


1) fun ... おもしろい

まず前置きですが、この章のタイトルはやけに長くって、ブログの記事のタイトル字数制限を超えてしまいました。従いまして、この記事の章のタイトルは中途半端に終わってしまってます(タイプし忘れたわけではないんですよ)。
これまでずっと魔法界のことを知らぬふりして生きてきたというのに、こ憎たらしいハリーがホグワーツ魔法学校に行くことになってしまったのですから、そりゃあダーズリー家としてはおもしろくありません。ハリーにもその雰囲気は十分に伝わっていたようです。
ところで、
・fun
・interesting

これらはともに「おもしろい」という意味ですが、微妙な違いはわかりますか?
こまかなニュアンスを知るには、英英辞典をひいてみるのが1番です。
LONGMAN英英を調べてみます。
・fun ... an experience or activity that is very enjoyable and exciting
(とっても愉快で興奮するような活動や経験の「おもしろい」)
・interesting ... unusual or exciting in a way that keeps your attention or makes you think
(ある意味ちょっと風変わりで刺激的で、関心をひくような「おもしろい」)
楽しいわ〜♪って感情が、fun で、
ふむふむ...♪って感情が、interesting だと考えるとよさそうです。
英英辞典にときどき甘えてみると、意外な発見がありますね。
さてさて、ホグワーツ魔法学校への準備も万全のハリーには、あまり近寄りたくないバーノンおじさんにお願いしなければいけないことがありました。そのお願いとは.......?



第6章の英文チェック

ハリポタを洋書で読んで、英語を勉強しちゃいましょう。
まず英国版67ページに登場するハリーのセリフ。


"Would it be all right if you gave me a lift?


こんな風に訳してみました。
「車で送ってもらいたいんですけど?」


1) give a lift ... 車に乗せる(英国式)

アメリカ英語だと、lift が ride になるそうです(ジーニアス英和辞典)
この表現、とっても丁寧ですよね〜〜〜〜。もちろん、じゃないとバーノンおじさんは嫌な顔するに決まっているんですけど。注目したいのは、
Would it be all right if you GAVE me a lift?
と、過去形になっていること。
過去形にすることで、より遠まわし(=遠慮がち)なニュアンスがでるんですって!
バーノンおじさんは不機嫌そうに、
「学校はどこだって?」
なんて聞いてきました。
「知らない。11時に、9と3/4番線から列車に乗ればいいみたい」
そうハリーが答えると、当然のごとくバーノンおじさんは、そんなアホな話があるかと反論します。さて、ここで問題です。ハリーは「切符に書いてあるよ」と答えるのですが、下の空欄に入る前置詞はなんでしょう?
"It's (   ) my ticket."

      ↓  

      ↓

      ↓

      ↓

      ↓
 
      ↓

答えは、on でした〜〜〜〜〜〜〜。

バーノンおじさんに送ってもらい、キングス・クロス駅に到着したハリーですが、どうやって目的のプラットホームに行けばいいのかわかりません。11時は、もうすぐです。途方に暮れていると、目の前に赤毛の一団がぞろぞろと現れました。いよっ、待ってました。ウィーズリー家の登場です。
このくだりで、ちょっと不思議なウィーズリーおばさんのセリフを発見。
英国版69ページの終わりで、おばさん、こんなことを言ってるんです。
"Now, what's the platform number?"
(さてと、何番ホームだったかしら?)

7人もの子どもをもつおばさんは、ほとんど毎年といっていいくらいキングス・クロス駅に来ているはずですよね。なのに、このセリフを口にするなんておもしろいなと思いました。わざと子ども達に確認させているのかしらね。
原作では、ハリーが例の「選ばれた男の子」であることに気づくのは、双子の兄弟ジョージとフレッドという設定になっています。ひと目でいいから見たい〜ッ♪とわがままをいうジニーは、原作も映画も同じです。
あと、もうひとつ、おもしろい発見がありました。
英国版75ページの最初、ロンがハリーに自己紹介する場面で、こんなセリフがあります。
I think Mum's got a second cousin who's an accountant, but we never talk about him,
(ママには会計士のまたいとこがいるけど、あんまり彼について話さないんだ)

これ、なんでだろうと思いませんでしたか?
最初、この会計士のまたいとこさんは、魔法族なんだけれどスクイブ(魔法が使えない魔法族)かなにかで、そのせいで話題にしないようにしているのかと思っていたんですが、どうもそれだけじゃなさそうなんですよ〜〜〜〜。近いうちに謎解きの記事で、ご紹介したいと思ってます。
この章の舞台である列車の中では、名前を名乗りあったハリーとロンが次第に打ち解けていく様子が描かれています。おやつを買い込んだハリーが、ぱさぱさに乾燥したサンドイッチしか持っていないロンにすすめるセリフは、私たちの日常会話に役立ちそうなおもしろい表現です。
英国版76ページに、そのセリフがあります。



"Swap you for one of these."


こんな風に訳してみました。
「ボクのと交換しようよ」

1) swap ... 交換する

この swap の用法について勉強したいと思います。
・swap sth withg sb
  I swapped hats with her.
  (私は彼女と帽子を交換した)
・swap sb sth for sth
  I'll swap you my earrings for yours.
  (あなたのイヤリングと私のを交換してもいいわよ)

ということは、さっきのハリーのセリフの one of these は何をさしているかというと、ロンが持っているサンドイッチのことなんですね! 私、最初ハリーが買ったお菓子のことかと思ってました。
人にものを勧める表現を、ハリーが何度も口にしています。
・Go on.
 (ほら)
・Have a pasty.
 (パイをとってよ)
・Help yourself.
 (好きなだけどうぞ)

う〜〜〜〜〜〜ん、ハリポタは最高の英会話教材です。
すっかり打ち解けたハリーとロンの前に、蛙のトレバーを見失ってしまったネビルと、一緒に探してあげているらしいハーマイオニーが現れます。ロンが試そうとした魔法がうまく働かず、「それって正しいスペルなの?」なんて生意気な口をきく場面は、原作にも映画にも登場しますが、ハーマイオニーがハリーのメガネを「レパーロ」という呪文で見やすくするあのシーンは、どうやら映画だけのおまけ映像のようで、原作には書かれていません。
続いての英文は、英国版81ページにでてくるマルフォイのセリフです。



"Oh, this is Crabbe and this is Goyle."


こんな風に訳してみました。
「こいつはクラブで、こっちがゴイル」

1) This is ... こちらは〜です 

人を紹介するとき、ついつい He is .... とか She is ... なんて言ってしまいそうになりますが、このときに活用するのは、This is ... なんですね。これって、なんでだろうと思ったこと、ありませんか?????
どこかの本で読んだのですが、それは「親近感」に関係しているそうです。
彼は〜です。という言い方だと、ちょっと他人事のようなニュアンスがありますが、こちらは〜です。という言い方にすると、目の前にいる誰かさんと誰かさん、そして自分という関係がもっと近しく感じられるからなんですって。おもしろいですね。
この This is ... という言い方は、電話ででも活躍します。
ハリーがマルフォイと出会ったのは、この列車で2回目です。でも、このときのマルフォイの態度と、それに対するハリーの返事がきっかけとなり、今後につながる「犬猿の仲」が生まれていくわけですが、この場面を読んでいて、ちょっと不思議に思ったことが.....。
襲いかかってきたゴイルにかみついたロンのネズミ、スキャバーズは、ハリポタファンなら誰でも知っているあのピーター・ペティグリューですが、確かこのネズミ、ロンはパーシーから譲り受けたものでしたよね? ............パーシーは、どうやってこのスキャバーズをペットにしたんでしょうか! ちょっと気になりません?????



第6章のおわり


第5章は、こんな風に締めくくられています。

「みんな、おるか? そこのお前さん、蛙は持っとるな」
ハグリッドは巨大なげんこつを振り上げ、城のドアを3回叩いた。

 



これで第6章は、おしまいです。

いつも読んでくださっているみなさん、ありがとうございます♪
ぜひ一緒に原書を読んでみませんか?
私自身の勉強のために、頭を悩ませながら日本語訳を書いていますが、とんでもないカン違いなどありましたら、どうぞ遠慮なく教えてください! 
ハリポタ大好きというみなさんのご感想、心からお待ちいたしております。



【おことわり】
このブログの日本語訳は、英文読解を目的とした学習メモとしてご紹介しており、誤った解釈をしている場合もあります。気づいた点はその都度訂正してまいりますが、正しい和訳につきましては、松岡祐子先生翻訳の「ハリー・ポッターと賢者の石」でご確認くださいますよう、お願いいたします。




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