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zoom RSS ドラコはなぜ、エルダーワンドの主になったのか!? (第7巻第36章の謎)

<<   作成日時 : 2007/12/17 18:07   >>

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思いついたときに、思いついたまま書いていきます「Harry Potter and the Deathly Hallows」 のトリビア記事です。今日は、第7巻第36章でハリーが口にした「エルダーワンドの主になっていたのは、ドラコだった」という言葉の意味にまつわる謎解きです。








【第7巻未読の方は、ネタバレにご注意ください】


















第7巻第36章の記事で、こんな風にご紹介していました。



「まだわかっていないんだな、リドル。所有しているだけじゃ効果はないんだ。オリバンダーの話を聞いていないのか? 杖が持ち主を選ぶんだ。エルダーワンドは、ダンブルドアが死ぬ前に新しい所有者に気づいた。その所有者は、自分でその行為が何を意味するのか考えることなく、エルダーワンドをダンブルドアの手から奪った男だ」
............みなさん、覚えてますか? その男が誰か。
第6巻で登場したシーンです。ダンブルドアから杖を奪った男、それはドラコです。
「エルダーワンドの真の所有者は、ドラコ・マルフォイだったんだ」
ハリーは言います。そして、付け加えます。 
「数週間前、ボクはドラコの手から(ドラコの)杖を奪った。これでハッキリしただろう? このボクが、エルダーワンドの真の所有者なんだよ」







その答えは、ローリングさんのインタビュー記事にありました。





To truly own the Elder Wand, which means to receive the full benefits, double-edged though it is, of all its power, you have to have conquered the previous owner.


1) double-edged ... 賛否両方にとれる、長所と短所をあわせもって
2) conquer ... 征服する

こんな風に訳してみました。
エルダーワンドの所有者になるためには、つまり、良い面も悪い面も含めてすべての特権を授かるためには、とりわけそのパワーをということですが、前の所有者を征服しなければなりません。



第6巻の終わり、洞窟でポーションを飲み干した直後で弱りに弱っていたダンブルドアの手から、ドラコは杖をとりあげていました! 危機に直面していることを悟ったダンブルドアは、杖(エルダーワンド)を手放したくないと思っていたにもかかわらずです。まったく意識もしないで行ったその行為こそが、ダンブルドアを「征服する」行為そのものだったというのですから、驚きの伏線ですよね〜〜〜〜。またまたローリングさんならではのストーリー展開に魅了されてしまいます。ドラコがダンブルドアを「征服」したその瞬間に、エルダーワンドは信服すべき主はドラコであると認識しました。ドラコ以外の相手には、うまく働いてくれなくなっていたのです。
そして......。



When Harry wrestles Draco’s “everyday” wand out of his hand at the Malfoy’s mansion, he conquers Draco, and therefore the Elder Wand — hidden in Dumbledore’s tomb at the time — transfers its allegiance to Harry.


1) wrestle ... 相打ちする、戦う
2) mansion ... 大邸宅
3) therefore ... それゆえ
4) allegiance ... 忠誠の義務

こんな風に訳してみました。
マルフォイの邸宅で、ハリーがドラコの手からドラコ自身の杖を奪い取ったとき、ひそかにダンブルドアの墓にあったエルダーワンドは、その忠誠心をハリーに移行したのです。



ただ、ここでひとつ疑問が。
もしマルフォイの邸宅でハリーがドラコの手から杖を奪わなかったら???
最後の戦いのとき、ハリーはヴォルデモートの死の呪文から逃れることはできなかったの?
記事には続きがあります。皆さんのご意見を、ぜひぜひお聞かせくださいね。
インタビュー記事は謎解きの参考になりますね。また近いうちにアップしたいと思います♪






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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
ドラコが所有者だったなんてほんとにトリックですよね。あそこの描写なんてサッと流れてて何も意味はないわよっていわんばかりだったし。もし奪わなかったら?何て考えるとそれからの物語がすべて変わっていくようで恐れ多くてとても考えられません。たとえ変わっても結局の所ハリーに行き着くとは思うのですが。ドラコもハリーもそうですが意識しないでやったことに意味があるんですね〜。
それともしエルダーワンドを持っていなかったとしても死の呪文は跳ね返していたと思います。ハリーにはとっておきのリリーの血という最終武装があるのでヴォルデモートが理解できない以上跳ね返すと思います。とするとあの杖の意味が無くなるのかもしれませんが・・・結局ハリーはあの杖を手に入れなくてもヴォルには勝てたと思うので秘宝についてはあまり夢中にならないでというハーマイオニーの考えが当たっていたと思います・・・話があちこち行ってしまってすみません。考えるといろいろ考えてしまって・・・
まめ
2007/12/18 22:37
まめさんのコメントを「ふむふむ」とじっくり読ませていただきました〜〜〜。この杖の解釈は、じっくり考えれば考えるほど、私の頭の中でぐちゃぐちゃになってきます(^^A) ここは結果だけを素直に受け入れて、謎解きをしないほうがいいのかしらなんて思ったり。
Emi
2007/12/19 08:28
Emiさん、さすがです。私はこんなに上手に訳せなくて、せっかくの謎解きなのに「???」でした(゜ー゜;A うーん、他のローリングさんのインタビューも誤解しているところがあるかもしれません。もっと英語の勉強、がんばらなくちゃ。
みさと
2007/12/20 00:38
はじめまして。
いつもブログ楽しみにしているたまと申します(*^^*)
エルダーワンドなのですが、正直物語本編とはそこまで関わらない気がしました。
ハリー・ポッターの世界からのメッセージは
「戦争の犠牲者は子供」
「人を愛することのの偉大さ、大切さ」
かな?と勝手に思っているのですが、エルダーワンドはその2つとは関連が薄いような。。。
ハーマイオニーの言う「秘宝に〜」もそうですが
「力に目を眩ませてはいけない」
みたいな。。。
後は、スネ教授の死からのメッセージと繋げてうまくストーリーに混ぜているな。と。
あくまで個人の感想ですが。。。
たま
2007/12/20 06:13
みさとさん、ありがとうございます〜〜〜。でも、あんまり自信はないんですよ。こんな感じかな?で訳しています。間違いあったら教えてください!
Emi
2007/12/20 16:32
たまさん、ご訪問いただき、ありがとうございます! エルダーワンドについては、私は深く考えすぎると頭がゆだりそうなので、さら〜っと流しつつあります。ハリポタを読んでいると、どこまでが計画で、どこまでが予言なのか、わからなくなってしまいますよね! ひとつ感じることは、私の好きな言葉でもあるのですが、
「この世に偶然はない。みな必然だ」
ということ。ドラコと対決しなければ、ハリーはエルダーワンドの忠誠心を得ることはできませんでしたが、それは計画されたものであるはずがありません。必然で起きたことと考え、素直に受け入れるのが大事なのかなと思います。最後の決戦で、ハリーがヴォルデモートに語りかけたこと、この言葉にすべての因果関係の答えが集約されているように思います。
Emi
2007/12/20 16:41
Emiさんの「みな必然だ」が核心だと思います。私も7巻を読み終わってあれもこれもあったけど結局は結末を迎えるために必要なことだったんだ。と思わずにいられませんでした。
そういう風に物語を構成してるんだもん。ローリングさんはすごいとまた感心してしまいました。
次の作品が出たら絶対読みます(解説本の次ね)。大人用でハリー・ポッターよりは難しいかも知れませんが飛びつくでしょう。またこちらで一緒に読めたりしたらいいなあと夢見ています。
まめ
2007/12/28 18:46
まめさん、支援してくださって心強いです〜〜〜。必然という言葉、いいと思いませんか?? それを「自分に非はない」理由に掲げてしまうと情けなくなちゃいますが、いつまでもグダグダ言わない理由に使えば、これはとってもかっこいいモノの見方だと思います。
Emi
2008/01/04 17:45

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