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zoom RSS 第1巻 第3章 The Letters from No One

<<   作成日時 : 2007/12/14 17:09   >>

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Harry Potter and the Philosopher's Stone (Harry Potter) Harry Potter and the Philosopher's Stone (Harry Potter)
J.K. Rowling (2001/10/08)
Bloomsbury Publishing PLC
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          第7巻までのネタばれ注意です】







第1巻 「ハリー・ポッターと賢者の石」 これまでの目次




第3章のあらすじ

動物園での大ヘビ事件のせいで、ハリーは物置に閉じ込められる羽目になった。夏休みに入ったある日、ハリーのもとに1通の不思議な手紙が届く。宛名は、「階段下の物置住まい H.ポッター様」。いったい誰が!? 事情を知っているのか知らないのか、バーノンおじさんは異常なまでにハリーを手紙から遠ざけようとする。それでも次々に届けられる、ハリー宛の手紙。とうとうバーノンおじさんは、家族総出でプリベット通りを飛び出してしまった。孤島のあばら家で誕生日を迎えることになったハリーの前に、意外な人物が現れる.....。






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第3章のはじまり

第3章は、こんな英文ではじまります。



The escape of the Brazilian boa constrictor earned Harry his longest-ever purnishment.


こんな風に訳してみました。

ブラジル産大型ヘビの脱出劇により、ハリーはこれまでになかったほど長期に及ぶ罰を受ける羽目になった。


1) bow constrictor ... ボアコンストリクター(獲物を絞め殺す熱帯アメリカの大型ヘビ)
2) earn ... 稼ぐ、値する
3) purnishment ... 罰

爬虫類館で、飼育窓のガラス窓が消えてなくなってしまったことを、バーノンおじさんはすべてハリーのせいだと決めてかかっていたのです。.....まあ、その推測ははずれてはいないわけなんですが。やっと物置から出してもらえるようになった頃には、夏休みが始まっていたというのですが、え〜〜〜? ハリーってば、学校にも行かせてもらえなかったってこと? ひどすぎです。
学校でもダドリーギャングに追われてばかりのハリーですが、夏休みになったからといって、平穏な日々が始まるわけではありません。ダドリーの友達が家にやってきては、お気に入りの遊び「ハリー狩り」に夢中になるのですから。
9月になればいいのに。
ハリーは思っていました。9月になれば、中等学校に通うことになり、ダドリーと違う学校に通えるようになるからです。ペチュニアおばさんが「お前の新しい制服だ」と、灰色の液体につかったダドリーの古着をハリーに見せました。これって、すごいですよね。古着を、わざわざ染めるんですよ! そんな煩わしいことするくらいなら、いっそのこと中古品でもいいから制服くらい買ってあげればいいのに。
そんな惨めな日々のなか、「ある日」が訪れます。手紙が届くのです。
「取ってきなさい、ダドリー」
バーノンおじさんが命令します。
「ハリーにさせてよ」
「ハリー、取ってこい」
「ダドリーにさせてよ」
「スメルティングスのスティックでつっついてやれ、ダドリー」
そこで仕方なくハリーは郵便を取りにいくのですが、この Smeltings stick というのは、ダドリーが9月から通うことになっている学校のステッキのことです。郵便を見に行ったハリーは、そこで意外な物を発見します。
ハリー宛の1通の手紙でした......。




第3章がわかる英文チェック

次の3つの英文を読めば、この章がわかるかも!?


No one, ever, in his whole life, had written to him.


こんな風に訳してみました。

誰1人として、これまで生きてきた中で、ただの1度も、ハリーに手紙をよこしてくれた人はいなかった。


1) ever ... これまでに

不思議に思いながら、ハリーは分厚く重たい封筒に書かれた文字を確認します。そこには、しっかりと「プリベット通り4番地、階段下の物置 H..ポッター様」とありました。
封筒には、Hの文字をかたどったライオンとワシとアナグマ、ヘビの封印が施されていました。ハリーから自分宛ての手紙を受け取ったバーノンおじさんは気がつきませんでしたが、ハリーが1通の封書を手にしたままでいることに、ダドリーがいち早く気づいて大騒ぎします。
「パパ! ハリーが何か持ってる!」
「これはボクのだ!」
「誰がお前なんかに!」
ハリーから取りあげた手紙を見て、おじさんはビックリ!
「ペ、ペ、ペチュニア!」
大騒ぎするハリーとダドリーを居間から追い出したバーノンおじさんとペチュニアおばさんは、こそこそと内緒話をはじめます。扉の反対側で聞き耳をたてるハリーとダドリー.....。
「あなた、住所を見てよ。どうして、あの子が寝ている部屋がわかったのかしら。この家を見張っているの?」
「のぞき見し、探りだし、わしらに付きまとっておるんだろうさ」
「どうしましょう、あなた」
「知らん顔しておきゃいい」
「でも....」
「この家に1人でも置いておくつもりはないぞ、ペチュニア! あの小僧を引き取ったときに、わしらはそう誓ったんじゃなかったか?」
さ〜さ〜、2人はいったい何を誓ったというのでしょうね。
不思議な手紙が届いたせいで、ハリーは階段下の物置からダドリーが使っていた2つの部屋のうちの1室を与えてもらえることになりました。これは大きな進歩です。もちろん、おもちゃ(がらくた)部屋を失ってしまったダドリーは、イヤだイヤだと大騒ぎしましたが、おじさんもおばさんも今回ばかりは言うことを聞きませんでした。
ハリーにとっては、新しいちゃんとした部屋より、届いた手紙が誰からのものだったかが気になって気になって仕方ありません。あれ以来、ハリー宛ての郵便が次々にポストに投げ込まれてくるのですから、なおのことです。バーノンおじさんは、何としてもハリーに手紙を読ませるものかと必死の様子で、玄関脇で寝泊りしたりするようになりました。
金曜日。
12通以上の手紙が、ハリー宛に届きました。
土曜日。
手に負えない状況になります。24通もの手紙が、卵の中に隠してあったのです。
日曜日の朝。
おじさんは「今日は郵便が休みだ」と上機嫌でしたが、キッチンのエントツから30〜40通もの手紙が飛び込んできて、大騒ぎ! このシーンは、映画でもおなじみですね。とうとうバーノンおじさんは決意します。郵便を受け取らないですむように、家を飛び出すということを.....。



They didin't stop to eat or drink all day.


こんな風に訳してみました。

彼らは1日、飲まず食わずで走り続けた。


1) all day ... 1日中

これって、英語のテストでも出題される構文ですよね。たとえば、
・They stop to eat.
・They stop eating.

この違いは、何か? 文法をとてもわかりやすく解説してくださる、NHKテレビ語学講座でもおなじみの大西先生は、よく「動名詞は躍動感だ」という解説をなさいます。つまり、stop eating の方は、eat していることに躍動感を感じればいい。食べていることを stop するわけなんですね! 比べて stop to eat の方はというと、食べるために stop するということ。
以上のことを踏まえて、先ほどの英文を見てみますと......
・彼らは、食べるために止まった。
・彼らは、食べるのをやめた。

不定詞と動名詞だけで、こんなに意味の違いがでるんです。英語っておもしろい。
さてさて。
私の勝手な意見ですが、大好きなハリポタ全巻の中でも、この第1巻の第3章はちょっと 退屈な展開 が続きます。どんどん送られてくるハリー宛の郵便から逃れるため、バーノンおじさんは家族をあちこちに移動させるのですが、どれもこれもうまくいかないのです。映画化された作品では、見事にこの 退屈な展開 は、バッサリはしょられてしまっています。.....ので、私も思いっきり、バッサリいっちゃいます! 

ついにバーノンおじさんは、安住の場所を見つけました。ボートに乗り、陸地を離れ、岩場に建っている1軒の「あばら家」に向かうのです。それは、まさにすさまじい「あばら家」でした。海草の匂いが満ち、板張りの壁からは風が吹き込んできます。暖炉は、空っぽ。2部屋しかなく、ハリーは床に寝る羽目になりました。イギリスではcrispというポテトチップとバナナ1本が夕食代わり、ペチュニアおばさんが探してきたかびくさい毛布にくるまって、4人は眠りにつくのです。1番ごわごわな毛布をあてがわれたのは、もちろんハリーでした..。



The storm raged more and more ferociously as the night went on.


こんな風に訳してみました。

夜が更けるにつれ、嵐はますます激しくなった。


1) rage ... 激しくなる
2) ferociously ... 獰猛に 

ハリーは眠れませんでした。寒いし、嵐が気になるし、という状況だったのでしょうね。身震いし、寝返りをうちます。眠りにつくため、なんとか気持ちを落ち着けようとするのですが、空腹でグ〜グ〜お腹はなりだすしで、それどころではありません。能天気なダドリーは、いびきをかいています。嵐の夜。ハリーの誕生日まで.....
あと10分。あの手紙の差出人は、どこにいるんだろう.....。
あと5分。あばら家の外で、何かがきしむ音がしたぞ....。
あと3分。岩を激しく叩くあの音は、波?
あと2分。ガリガリいう、あの変な音は何?
あと1分。もうすぐ11歳だ。
あと30秒。20秒。10秒、9秒、ダドリーをたたき起こしてみようかな? 3秒、2秒、1秒....。




第3章のおわり


第3章は、こんな風に締めくくられています。

バ〜ンッ! あばら家が震えた。ハリーは驚きでこわばり、まっすぐに座りなおして扉を見つめた。誰かが外にいる。入れてくれと、ドアをノックしていた。

 



これで第3章は、おしまいです。

いつも読んでくださっているみなさん、ありがとうございます♪
ぜひ一緒に原書を読んでみませんか?
私自身の勉強のために、頭を悩ませながら日本語訳を書いていますが、とんでもないカン違いなどありましたら、どうぞ遠慮なく教えてください! 
ハリポタ大好きというみなさんのご感想、心からお待ちいたしております。



【おことわり】
このブログの日本語訳は、英文読解を目的とした学習メモとしてご紹介しており、誤った解釈をしている場合もあります。気づいた点はその都度訂正してまいりますが、正しい和訳につきましては、松岡祐子先生翻訳の「ハリー・ポッターと賢者の石」でご確認くださいますよう、お願いいたします。




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コメント(8件)

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最後の所の誕生日までのカウントなんですがあと5分と3分との間に4分というのがありますがこれはどういう意味なのでしょう?これを入れると計算が合わなくなります。
まめ
2007/12/15 11:16
まめさん、確かに4分というのがありますね。私ははしょってしまったのですが、ごめんなさい、まめさんのおっしゃる「計算があわない」の意味がよくつかめなくて....もう少しお話していただけますか???
Emi
2007/12/17 10:43
ごめんなさい。私の勘違いでto goがその分の時間が過ぎたと思っていました。あと〜分と考えるならそれで理解できました。
まめ
2007/12/18 19:15
まめさん、いえいえ(*^^*)
to go が「あと〜」という考え方も面白いと思いませんか? 英語は楽しいです。クイズみたいで。
Emi
2007/12/19 08:27
映画の時から疑問だったのですが、イギリスってみんな11歳から別の学校(進学)へするんでしょうか?てっきり、ホグワーツに行く子だけ11歳から転校(?)するのかと思っていていましたが、本ではしっかりダドリーも別の学校へ行くんですね。うーん、イギリスの教育制度はどうなっているんでしょう。
それから、ペチュニアおばさんはダドリーのことを時々"popkin"や"Dudlykins"と読んでますが、これはどの呼び名にも当てはまる呼び名なですか???映画では"pumpkin"とまで言っていて、「え?!カボチャ?!」と思ってしまいました^^;
みさと
2007/12/20 00:31
みさとさん、う〜ん、どうなんでしょうね! イギリスの学校制度については、イギリス人の知人に聞いてみますね♪ 私も詳しく知らないのです...。
ペチュニアおばさんが言っている「パンプキン」は、親しく思っている相手に対する呼びかけの言葉で意味はありません。あえて訳すとすれば、「あなた」になるでしょうか???「ダーリン」とか「Sweetie」とか「ハニー」とかいう呼びかけと同じに考えていいと思います。こういうのって、日本語に訳しにくいですよね〜〜〜〜。私達は自分の旦那さんです「ハニー」なんて呼びませんから。でも、映画などではよく目にします。文化なんでしょうね。
Emi
2007/12/20 16:31
Emiさんのご回答ですごくすっきりしました!なるほど!darlin'やsweetie, Honeyの類なんですね。すご〜〜〜く納得です!ありがとうございます!イギリス人のお知り合いがいて、うらやましいです。
みさと
2007/12/21 03:18
みさとさん、どういたしましてです! 知っていることでしたら、なんとかお教えできます。私にもドンドン教えてくださいね♪
Emi
2007/12/21 09:55

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