「ハリー・ポッター」で English Time

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zoom RSS 第7巻 第36章 The Flaw in the Plan

<<   作成日時 : 2007/11/18 22:03   >>

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                  【ネタバレ注意です】




第7巻 「ハリー・ポッターと死の秘宝」 これまでの目次




第36章のあらすじ

夢のような世界で今は亡きダンブルドアと言葉を交わしたハリーは、自分の置かれていた状況と使命を理解し、現世に戻ってきた。デスイーターたちが取り囲む「禁じられた森」の一角で、ヴォルデモートと対決する道を選んだハリーに勝利はあるのか....? 思わぬ展開が訪れ、ハリーはホグワーツ学校へと運ばれる。ハリーの姿に動揺する群集の中から、1人の勇敢な若者が飛び出した.....!





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第36章のはじまり

第36章は、こんな英文ではじまります。



He was lying facedown on the ground again.


こんな風に訳してみました。

ハリーは再び、うつ伏せに横たわっていた。


1) lying ... lie「横たわる」の現在分詞

身体のあちこちが痛みました。左腕が不自然な角度に曲がっていたし、口はあんぐり開いた状態でしたが、ハリーはじっとしていました。「やった〜♪」なんてデスイーターたちの歓声が聞こえてくると思ったのに、耳に聞こえてくるのは足音と囁き声ばかり.....。なんで?
「卿......卿.....」
ベラトリクスの声がします。恋人にでも囁いているような声です。
ハリーはローブの下に、杖と透明マントがあるのを感じました。ベラトリクスが再び呼びかけると、ヴォルデモートの声が聞こえてきました。
「これでよい」
この英文、That will do. となっているのですが、こんなにシンプルなのにねぇ。シンプルすぎて、うまく訳せません。will do には「足りる」「間にあう」の意味があったと思いますが、カン違いしてないかな??
ハリーは、そ〜〜っと1ミリ目を開けてみます。。
ヴォルデモートが立ちあがったようです。ベラトリクスはひざまずいたまま、彼の傍らにいます。.....今やっと立ちあがった、ということは、ハリーが吹っ飛んだと同時に、ヴォルデモートも吹っ飛ばされてしまったということ!? ハリーが死の呪文を受けたとき、ヴォルデモートも倒れてしまった、だから、デスイーターたちは歓声をあげていなかったんですね。こんな状況で、もし「わ〜い♪」なんて叫んだら、それこそ殺されちゃう。状況からして、ハリーの意識が戻ったと同時に、ヴォルデモートも気がついたようですし、ということは、前章のキングス・クロス駅にいたナマハゲ状態の子どもは、ヴォルデモート!? 




第36章がわかる英文チェック

次の3つの英文を読めば、この章がわかるかも!?


"My Lord, let me..."
"I do not require assistance," said Voldemort coldly, and though he could not see it, Harry pictures Bellatrix withdrawing a helpful hand. "The boy..... Is he dead?"


こんな風に訳してみました。

「卿、私に....」
「助けなどいらん」 ヴォルデモートが冷ややかに言った。視界には入らなかったが、ハリーにはベラトリクスがその手を引っ込めるのが想像できた。
「小僧は.....死んだか?」


1) require ... 必要とする
2) withdraw ... 引っ込める

英語の難しいところは、固有名詞の代役をつとめる代名詞がお節介なまでに登場してくること。この英文の he は誰のことをさしていて、その it は何をさしているのか、ひとつひとつイメージしないとしっくりくる日本語訳になかなかできない。
ヴォルデモートの言葉に反応するデスイーターはいませんでした。し〜んとしています。誰もハリーに近づいてきません。近づいてきたら大変じゃないの!? 生きていることがわかっちゃう! 
「お前」 ヴォルデモートの声がしました。
「調べろ。死んでいるか確認するのだ」
ひえ〜〜〜、やばいッ。
ハリーがじっとしていると、やわらかな手がハリーの顔に触れました。まぶたを押しあげたり、シャツをたくしあげ、心臓の鼓動をさぐっています。ハリーの耳に、女性の呼吸音が聞こえました。ちょっと興奮しているようです....(変な意味じゃないですよ)。ハリーにはわかりました。その女性が間違いなく、ハリーの胸のしっかりした鼓動を感じとっていることが! や、やばいっ! ところが、そのとき、ほとんど聞き取れないくらいの声で、女性がハリーに囁いたのです。
「ドラコは生きているの? 城にいるの?」
ナルシッサ・マルフォイだ〜〜〜!
ハリーは囁き返しました。
「はい」
ハリーったら! 返事したら生きてるって、ますますバレバレじゃないの!?
ところが座りなおしたナルシッサは、ヴォルデモートにハッキリと答えたのです!
「死んでいます!」
ナルシッサにはわかっていたのです。ハリーが死んでいると伝えれば、ホグワーツ学校に入る許しが得られるであろうことが。母である彼女にしてみれば、今なにより大切なのは、ハリーに止めをさすことでも、ヴォルデモートの勝利でもなく、愛する息子ドラコのもとに駆けつけることでした。
デスイーターたちが歓声をあげる中、ヴォルデモートは高らかに言います。
「ハリー・ポッターは俺さまの手にかかって死んだ。怖れるものは、何もない!」
そして、ハリーの身体に磔の呪文を浴びせました! ところが、驚いたことに、ハリーは痛みも苦しみも感じませんでした。宙に浮き、3度もひっくり返り、デスイーターたちが無様な姿に大笑いしていても。これって不思議ですね。なぜなんだろう....。ヴォルデモートの杖(エルダーワンド)は、もはやハリーに何の効力も与えなくなったということ? 蘇ったハリーは、強靭な体力をもつようになったということ? 未だに疑問です。
みなさんは、どう思われますか。

さて。
嬉しい嬉しいヴォルデモートは、デスイーターたちとともにホグワーツ学校へ向かいました。ハリーの身体が死の呪文で吹っ飛んでしまう様子を目の当たりにしていた可哀相なハグリッドに、ハリーの身体を運ぶよう指示します。きっと、ハグリッドは激しく動揺していたのでしょう。ハリーが死んでいると思い込んでいるので、身体のぬくもりも呼吸音にも気づかなかったようです。森を突き進み、ホグワーツ学校へと向かいます。
「止まれ」
やがて声がしました。ヴォルデモートです。ホグワーツ学校の前に来たようです。学校内にとどまり、対抗し続ける者たちに向かって、ヴォルデモートは話し始めました。
「ハリー・ポッターは死んだ。お前たちを裏切り、姿をくらます途中で殺されたのだ。英雄がいなくなった証拠を、ここに見せよう」
し〜んとしています。
「来い」
ヴォルデモートに促され、ハグリッドは前に出ました。
「ハリー.....なんてこった......ハリー......ハリー.....」
ハグリッドが嘆いています。そばにいるヴォルデモートの肩の上には、ナギニがいました。もう、あの防護の籠には入っていません!
ハグリッドの腕に抱かれたハリーの姿が、玄関ホールの光に浮かびあがりました.....。
「いやぁ〜〜!!」
それは、マクゴナガル先生の叫びでした。ハリーは、先生がそんな叫び声をあげるなんて、思ってもいませんでした。その声に続き、
「ウソだ!」
「いや〜ッ!」
「ハリー、ハリーッ!!」
ロンとハーマイオニー、ジニーの声がしました。
「黙れッ!」
ヴォルデモートが制します。杖の先から閃光がほとばしりました。
「終わったのだ! そこへ降ろせ、ハグリッド。俺さまの足もとにな」
ハグリッドは、ハリーの身体を芝の上に横たえました。
「城から抜け出そうとするところで殺されたのだ。わが身を守ろうとして殺され.....」
嘘つきヴォルデモートがでまかせを並べ立てていたそのとき......!?



But Voldemort broke off: Harry heard a scuffle and a shout, then another bang, a flash of light, and a grunt of pain; he opened his eyes an infinitesimal amount.


こんな風に訳してみました。

だが、ヴォルデモートは口をつぐんだ。ハリーの耳にドタドタ争う音や叫び声が聞こえ、バ〜ンと激しい音がし、閃光が走り、痛みに「うっ」とうめく声が聞こえた。ハリーは気づかれないよう、うっすら目を開けてみた。


1) break off ... 話などを急にやめる
2) scuffle ... 乱闘
3) grunt ... うっという声
4) infinitesimal ... 極小の

誰かがヴォルデモートの前に飛び出してきたようでした。地面にどさりと倒れる人影、ヴォルデモートがその挑戦者の杖をぽいと脇に放り投げるのが見えました。笑っています。
「で、お前は誰だ。戦いが終わっても抵抗し続ける者がどんな目にあうか、見せしめとなるためやってきたお前は?」
ベラトリクスが笑いながら言いました。
「ネビル・ロングボトムです!」
ネ、ネビル!? なんて無謀なことを! ヴォルデモートは関心を示します。
「お前は純血であろう?」
「それがどうした!」 ネビルが叫びます。
「勇敢で、高貴な家柄に生まれた。立派なデスイーターになれるだろう。お前のような系統を求めているのだ、ネビル・ロングボトム」
「死んでもお断りだね! (ボクたちは)ダンブルドア軍団だ!」
ここの英文、ネビルのセリフに出てくる when hell freezes overというのは慣用句で、リーダーズ英和辞典には「決して〜ない」と紹介してあります。このほかにも、until hell freezes over なんて表現もあって、こちらは「永久に」という意味です。
ネビルが勇ましく叫ぶ声に、ホグワーツ学校の群集からも雄たけびが返ってきました。とっても感動的なシーンです。ネビルって、おいしい役どころだわ〜と思いきや、ヴォルデモートが反撃にでました(やっぱり!)。
「よかろう」
そう言って杖を振ります。何かがホグワーツ学校の窓ガラスを突き破って飛んできました。組分け帽子です! 
「もう組分け帽子などいらん。4つの寮など必要ないのだ」
そして、ヴォルデモートは組分け帽子をネビルの頭に乗せました。ネビルの顔は、目の辺りまですっぽりと隠れてしまっています。
「俺さまに逆らう愚か者がどうなるか、今から見せてやろう」
そして、また杖をさっと振り、なんと組分け帽子に火をつけちゃった!! ネビル〜ッ!?
炎に包まれています! その場に釘付け状態です! 動けません! いても立ってもいられず、ハリーは思わず飛び出そうとしました! そのとき!
複数のことが、いっぺんに起こりました。
・ハグリッドの弟、グロウプが「ハガ〜」と叫びながら乱入してきた
・ヴォルデモート側の巨人が、グロウプに突進!
・弓矢の雨がデスイーターたちに降り注いだ

ハリーはローブの下から透明マントを取り出しました! 急いでかぶり、立ちあがります。そのとき、ネビルも動きました!
燃えさかる組分け帽子がネビルの頭からころりと転がったかと思うと、ネビルは帽子の底から何か銀色に輝くものをさっと取り出しました! ルビー色の柄が美しい、その銀色に輝くものとは......え〜〜〜!? なんと、グリフィンドールの剣!
ネビルの見事な一太刀が、ナギ二の頭に落ちました。切り取られたナギニの首は、高く空に舞いあがります。ヴォルデモートが叫びました! どさっと音を立て、地面に落ちる巨大蛇の亡骸......。ネビルがやっつけた....。ネビルがナギニをやっつけましたよ! でかした、ネビル!
ハリーはネビルとヴォルデモートの間にシールドをかけます。
「ハリーッ! どこ行った〜ッ!?」
ハグリッドが叫んでいます。大変な騒ぎになりました。
透明マントをかぶったまま、ハリーはデスイーターたちに呪文を浴びせます。浴びせながら、必死にヴォルデモートを探していました。見つけました! 大広間です! ハリーは、ヴォルデモートが狙う仲間たちをシールドの呪文で守ります。
混沌としてますんで、リストにさせていただきます。
・チャーリー・ウィーズリーがいる
・魔法薬学教授のホレース・スラグホーンは、エメラルドのパジャマ姿
・屋敷しもべ妖精たちが、ナイフや肉切り包丁を手に大広間に突進
・クリーチャーが「戦え! 勇敢なるレギュラス様の名のもとに!」と叫んでいる
・ヴォルデモートは、大広間の中心で戦っている
・ジョージとリー・ジョーダンが、ヤクスリーを打ちのめした
・フリットウィック先生が、ドロホフをしとめる(先生ったら意外に強い?)
・ロンとネビルが、グレイバックを降参させる
・アバフォースが、デスイーターの1人を失神させる
・ウィーズリーおじさんとパーシーが、魔法省大臣を気絶させる
・ルシウスとナルシッサは戦いに加わらず、ドラコを探して叫んでいる


ヴォルデモートは、マクゴナガル先生、スラグホーン、キングスリーの3人を相手にしています。ベラトリクスも同じように、ハーマイオニー、ジニー、ルナの3人と戦っています。ベラトリクスの死の呪文が、あ、あぶないッ! ジニーをかすめました!
「よくも私の娘にッ!」
ウィーズリーおばさんが飛び出します。
「さがっていなさいッ!」
ウィーズリーおばさんの杖が鮮やかにしなります。ベラトリクスのニヤニヤ笑いが消えました。うなりながら対抗しています。2人の魔女の決戦です!
いまや数百人の人影が大広間の壁際により、ヴォルデモートと戦う3人、ベラトリクスと戦うウィーズリーおばさんを見守っていました。激しい彼らの動きに、ハリーは呪文で援助することができません。どちらに当たってしまうか想像もできない状況だったからです。
「あんたを殺したら、子ども達はどうなるだろうね」
ベラトリクスが挑発します。
「フレディみたいにママが逝っちまったら?」
「もう二度と......わが子に.....指1本......触れさせる.......もんですかッ!」
ウィーズリーおばさんが叫びました。
ベラトリクスが笑いました。シリウスを殺したときと同じように....。でも、次の瞬間、ウィーズリーおばさんの呪文がベラトリクスの心臓を直撃! ベラトリクスの顔から笑みが消えました。目を見開き、ぱったりと床に倒れます。ヴォルデモートがまたまた叫びました!
この設定、実に見事だと思いませんか?? 
第7巻が世にでる前、ベラトリクスと対決するのは、両親を彼女によって傷つけられてしまったネビルだろうという噂がありました。でも、ローリングさんは、ベラトリクスに止めをさす相手に子育て主婦のウィーズリーおばさんを起用したのです。もともと有能な魔女だったウィーズリーおばさんは、7人の子育てと家事に追われ、一線から身を引いてしまっているような印象をもつキャラクターでした。そんな彼女が、実はエリート魔女のベラトリクスを屈服させる実力をもっていたなんて、これはマグルの子育て主婦としても非常に心踊る設定ではありませんか。
「子育て主婦にも、パワーがあるんです」
そういうことなんですよ、みなさんッ(.....と、無駄に力が入る私)。
横道にそれているヒマはありませんでした! ベラトリクスを殺されたヴォルデモートは怒り狂い、その杖をウィーズリーおばさんに向けたのです。
護れ!
ハリーは大広間の中央いっぱいに呪文をかけました! ヴォルデモートが呪文をかけたのが誰かと視線をうつしたとき、ハリーはさっと透明マントを脱ぎ捨てました!
うわ〜〜〜〜〜!
大広間は大騒ぎです。
「ハリーだ! 生きている!」
ヴォルデモートと向き合ったまま、ハリーは大声で言いました。
「誰も手出ししないでくれ! これでいいんだ。ボクがやる」
次にでてくるヴォルデモートのセリフなんですが、これが難しい....。みなさんは、どう訳されますか? 私は、こんな風にしてみました。
「本気か、ポッター。それはお前のやり方じゃないだろう? 今日は誰を盾にするつもりだ」
「誰も盾になんかしやしない。ホークラックスはなくなった。ボクらだけだ。他方が生きている限り、どちらも生きてはいられない。そして、どちらかが永遠にこの世から消えるんだ」
「どちらかが? それはお前だろう。偶然に生き残った少年よ。すべてはダンブルドアが手引きしたのだ」
「偶然、ボクの母が命を落としたというのか? 偶然、あの墓場でボクは戦うことを決めたというのか? 偶然にも今夜、ボクはまったく抵抗せず、生き延び、そして再び決戦に挑んでいるというのか?」
「偶然だ!」
ヴォルデモート、興奮してます。
「今夜はもう誰も殺させない。わからないのか? 仲間を傷つけるのをやめさせるため、ボクは死を覚悟していたんだ」
「だが止められなかった!」
「言いたいのは、ボクがそう覚悟していたということだよ。ボクの母がそうしたようにね。ここにいる全員が護られている。呪文がことごとく効かなかったことに気づいていないのか? 誰も苦しめられない。誰にも手を出せない。自分の失敗から何も学んでいないんだな、トム・リドル」
「よくも...!」
「ああ、あえて言わせてもらうよ。お前が知らないことを、ボクは知っている。聞きたいか? また別の大失態を演じてしまう前に」
「また愛だとほざくのか。俺さまが知っているより多くの魔法を、貴様は知っているとでも思っているのか? ダンブルドアは死んだのだ!」
「そう、ダンブルドアは死んだ。でも、お前が殺したわけじゃない。ダンブルドアは自ら死を選んだ。死を迎える数ヶ月も前に、お前が信じていた男とすべてを計画していたんだ。セブルス・スネイプは、お前の手にかかったわけじゃない。スネイプは、ダンブルドアの下にいた。お前がボクの母を手にかけた瞬間から、ずっとダンブルドアに仕えていたんだ。お前は気づかなかった。気づけなかった。スネイプのパトローナスを見たことがないんじゃないのか?」
読者は知っています。覚えています。第33章での感動的なシーンを。
「あの女が死んだとき、スネイプは女はほかにもいると言っていた。純血で、もっと価値ある...」
「もちろん、そう言っただろうさ。でも、その瞬間から、彼はダンブルドアのために動くスパイになったんだ。スネイプに死の呪文をかけられた時、ダンブルドアには覚悟ができていたんだよ」
「それがどうした!」
It matters not! というこの英文、いま流行の「でも、そんなの関係ねぇ」にも訳せるような(余談)。

「ボクに止めをさす前に、これまで何をしてきたか考えてみろよ」
「なんのことだ」
ハリーは、エルダーワンドについて語りだします。その杖は、ちゃんと働いていない。なぜなら、ヴォルデモートは前の所有者だったダンブルドアを出し抜いてはいないから。ダンブルドアに死の呪文を浴びせたスネイプを殺しても、それは意味がない。なぜなら、
「スネイプはダンブルドアを負かしたわけではないからだ! ダンブルドアの死は、彼らの間で計画されていたことだったからさ!」
「俺さまはこの杖を、ダンブルドアの墓から奪ったのだぞ! エルダーワンドのパワーは俺さまのものだ!」
「まだわかっていないんだな、リドル。所有しているだけじゃ効果はないんだ。オリバンダーの話を聞いていないのか? 杖が持ち主を選ぶんだ。エルダーワンドは、ダンブルドアが死ぬ前に新しい所有者に気づいた。その所有者は、自分でその行為が何を意味するのか考えることなく、エルダーワンドをダンブルドアの手から奪った男だ」
............みなさん、覚えてますか? その男が誰か。
第6巻で登場したシーンです。ダンブルドアから杖を奪った男、それはドラコです。
「エルダーワンドの真の所有者は、ドラコ・マルフォイだったんだ」
ハリーは言います。そして、付け加えます。 
「数週間前、ボクはドラコの手から(ドラコの)杖を奪った。これでハッキリしただろう? このボクが、エルダーワンドの真の所有者なんだよ」
そのとき、近くの窓からキラキラまぶしい朝陽が差し込んできて、赤みがかった金色の輝きが魔法じかけの大広間の空に広がりました。その光はハリーとヴォルデモートを同時に照らし、それが合図になったかのように、2人は叫んだのです!
「死よ、来たれ!」
「武器よ、去れ!」

激しい爆発音がしました。ヴォルデモートの杖から飛び出した緑の閃光が、ハリーの呪文とぶつかりあいます。と、同時に、ヴォルデモートのエルダーワンドが舞いあがりました! ナギニの首のように、高く飛んで回転します! シーカーの素質を生かし、ハリーは空いた手でエルダーワンドをキャッチしました! ヴォルデモートが倒れます.....両手を広げて.....朱色の瞳孔がひっくりかえって....。ご臨終。
自分の投げた死の呪文の跳ね返りを受け、ヴォルデモートは息絶えました。2本の杖を手にしたまま、ハリーは宿敵の最期を見つめます....。
耳が割れんばかりの歓声があがりました!
ロンとハーマイオニーが駆け寄り、ハリーを抱きしめます!
ジニー、ネビル、ルナもいました!
ウィーズリー家のみんな、ハグリッド、キングスリーにマクゴナガル先生。みんなみんな集まって、ハリーの身体をつかみ、引き寄せ、抱きしめようとしています! みんながみんな、生き残った少年に触れようと躍起になっていました。ついに悪夢を終わらせた、その偉大な少年に。



The sun rose steadily over Hogwarts, and the Great Hall blazed with life and light.


こんな風に訳してみました。

太陽がゆっくりとホグワーツ学校の上に昇ってきた。大広間は、命と光の輝きに満ちている。


1) steadily ... 着実に
2) blaze ... 燃え立つ、光る

ちょっと意訳してしまいました、後半部分。日本語のリズムを考えてしまって。
ヴォルデモートが死に、デスイーターたちは逃げ出したり捕らえられたり、また無実の罪でアズカバンに収監されていた者は、自由の身となりました。見事なリーダーシップを発揮したキングスリーは、臨時的に魔法省大臣に任命され....きっと彼の指導力は、遅かれ早かれ公にきちんと認められることになるのでしょうね♪
「あたしだったら、ちょっと静けさがほしいって思うとこだわ」
喜びで興奮状態の仲間にもみくちゃにされっぱなしのハリーに、ルナが声をかけました。
「それ、いいね」
「あたしが気をそらしたげる。マントを着て」
ハリーが答える間もなく、
「うわ〜〜〜〜お、見てぇ! ブリバリング・ハムディンガーよ♪」
大声で叫び、窓の外を指差しました。ブリバリング・ハムディンガーというのは、魔法界でも架空の生き物とされている生物の名前です。ルナったら、また変わり者扱いされちゃうよぉ。ルナのお陰で自由になったハリーは、そっと歩き出しました。
ジニーがいます。ウィーズリーおばさんにもたれかかっています。彼女と言葉を交わす時間はある。ハリーは思いました。何時間でも、何日でも、もしかしたら何年でも。
ネビルもいました。皿の脇にグリフィンドールの剣が置いてあり、ぐるりと崇拝者に囲まれています。
マルフォイ一家もいました。3人で寄り添うように、居心地悪そうにしています。周囲の誰も、3人の姿に目もくれません....。
ハリーは迷うことなく進んでいきました。ロンとハーマイオニーのもとへ。
「ボクだ。一緒に来てくれる?」
透明マントの下から呼びかけると、2人はすぐ立ち上がりました。

3人が向かったのは、校長室です。
室内に入るやいなや、割れんばかりの拍手が鳴り響きました! 歴代校長の肖像画から、一斉に立ち上がってのスタンディングオベーションが沸き起こったのです! ハリーの目は、デスクの真後ろにある1番大きな肖像画に注がれました。ダンブルドアの瞳から、涙がこぼれていました。誇りと感謝の念があふれ、ハリーに伝わってきます。ハリーは心が癒されるのを感じていました。
ハリーは話しかけます。
「あのスニッチ、森で落としてしまいました。どこに落としたか覚えていません。探しに行く気もありません。構わないでしょうか」
「賢明で勇気ある決断じゃ。きみならそうするであろうと思っておった。どこで落としたものか、誰も知らぬのじゃろうな」
「誰も。............ただ、イグノタスの贈り物だけは持っているつもりです」
透明マントのことですね。
「きみが引き継ぐ日まで、それは永遠にきみのものじゃよ」
「そして、もうひとつ」
ハリーはエルダーワンドを掲げました。
「ボクはいりません」
「なんだって? 正気かよ!?」 ロンが大声で言いました。ロンらしいですよね。
「強力な杖だってことはわかってるよ。でも、ボクは自分の杖で満足だ。だから」
ハリーは首から下げていたポーチの中を探り、2つに折れてしまっている不死鳥の杖を取り出しました。エルダーワンドを向け、呪文を唱えます。
「レパーロ」
先端から赤い火花が散り、ハリーは修復の呪文がうまくいったことを知りました。つながった不死鳥の杖を握ると、ふっと指に温かさが伝わってきます。
ハリーはダンブルドア(の肖像画)に言いました。
「エルダーワンドは、あったところに戻しておきます。ボクがイグノタスのように人生を全うして一生を終えたら、その力も消滅するんですよね?」
ダンブルドアはうなずきました。ハリーと見つめあい、微笑みあいます。
「本気か?」 煮え切らないロン君です。
「ハリーは正しいと思うわ」 ハーマイオニーが静かに言いました.....。




第36章のおわり


第36章は、こんな風に締めくくられています。

「この杖は、その価値より災いの方が大きすぎる」 ハリーは言いました。
「それに、正直なところ」
歴代校長の肖像画に背を向け、グリフィンドール塔で自分を待っている寝台にごろんと寝そべる瞬間を思いながら、そして、もしかしたらクリーチャーがサンドイッチを持ってきてくれるかもななどと想像しつつ、ハリーは続けた。
「ボクの人生、これ以上のトラブルなんて懲り懲りだ」
 



終わりました.........。これで第36章にも及ぶハリーの物語は、おしまいです。
感動的なラストでしたし、歴史に残るような対決シーンも満載の章でした。
この第36章に続くエピローグでは、19年後のハリーに出会うことができます。
近々アップしますね。


いつも読んでくださっているみなさん、ありがとうございます♪
ぜひ一緒に原書を読んでみませんか?
私自身の勉強のために、頭を悩ませながら日本語訳を書いていますが、とんでもないカン違いなどありましたら、どうぞ遠慮なく教えてください! 
ハリポタ大好きというみなさんのご感想、心からお待ちいたしております。





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2007/12/25 13:51
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2008/01/07 10:57
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2008/01/12 22:48

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コメント(36件)

内 容 ニックネーム/日時
遂に終わってしまいましたね。なんだか寂しい気分です。それにしてもハリーには脱帽です。並外れた勇気と素晴らしい友への友情、そして全ての人への愛。この7巻に渡る壮大なストーリーは私たちに多くのメッセージを残しています。ハリーが自分の命に変えても守りたかったもの、それは自らの欲望によるものではなく、共に戦ってくれた友や自分を愛し、守り続けてくれた大人たち、そして最愛の人だったのだから。それにネビルには涙、涙です。立派に成長して…あのネビルがヴォルデモートに逆らうなんて。それにハリーが死んだと聞かされたときのマクゴナガル先生のNo!きっとみんなハリーを信じ、愛していたのですね。もうこの章は日本語版が出たら涙でしわしわになっちゃうでしょう。1巻を手にしたとき、まさかこんなにすごいストーリーになるとは予想もしていませんでした。でもこの終わり方は納得、感動、そして賞賛の限りです。ハリポタって段々暗い展開になって来ていたんですが、暗くなるほど闇の中に光が輝いて見える、そんな作品になってました。ほんとにローリングさんと素晴らしい翻訳案を披露してくださったEmiさんに感服です。
Hero Snape
2007/11/19 00:29
ずっと愛読させていただいていたのですが、コメントは初めてです。辞書引く暇が惜しいので、原書を「?」の部分はそのままに、とにかく最後まで読みました。Emiさんのサイトで「?」がずいぶん解消されたし、けっこう重要なところを読み飛ばしていたのを知りました。私と同じように、コメントは寄せないけれどもサイトが更新されるのを心待ちにしていた人は多いでしょう。ありがとうございました。ちょっと早いですが、お疲れさまでした。

2007/11/19 00:57
お疲れ様でした。やさしさの溢れる文章ですね。
前章のうごめいていたものは、ハリーの中にいた、VOLの魂の欠片なんだと思います。こちらの世界では、VOLのアバダに打たれ、すでに死んで(消滅?)いて、あちらの世界(ダンブルドアが行動する)でも、存在しているんだかいないんだか(ちゃんと成仏できない)わからないような惨めな状態なんですね。哀れです。
アバダの呪文は、身体を傷つけず、魂だけを打ち抜くものですし、マスターのハリーへの攻撃は無力(気絶はするくらいの効果はあるのかな?VOLもしてるし。お互いの血にある、リリーの守り効果によるのかもしれませんが)なわけですから、欠片だけが呪文により貫かれたのは理解できますよね。
他のホークラクスは、物理的な力も加え、容器ごと破壊する方法でしたから、容器も損傷したわけで、一回目のアバダで、ハリーが無傷であったというのも納得しました。
すごいトリックですよね。
ぽた
2007/11/19 03:56
Hero Snapeさん、こんにちは! ほとんど終わりになってしまいました〜。長かったけれど、あっという間に感じます。私も夢中で書きました。お陰でNHK英語講座をちゃんと勉強してきていませんが、ひとつの記事を達成することができたので、よしとします(^^;)
私の翻訳案などたいしたものではありませんが、このブログをきっかけに、多くの方に原書でハリポタを読んでいただけたら、松岡さんの素晴らしい日本語訳にもっともっと関心をもっていただけたらと思います。翻訳の難しさ、痛感しました〜〜〜。
Emi
2007/11/19 09:49
悠さん、ありがとうございます! 記事のアクセス数を見ますと、その多さに驚きます。たくさんの方が、ハリポタを楽しんでいらっしゃることを知りました。同時に、原書で楽しむことに私と同じように難しさを感じておられる方が多いことも...。私のつたない記事が、少しでもきっかけになれたら嬉しいです。悠さんのコメントは、私にとってこれ以上にない癒しの言葉となりました。ありがとうございます。これからも、ぜひぜひこのブログをよろしくお願いいたします。
Emi
2007/11/19 09:51
ぽたさん、私は「他のホークラクスは、物理的な力も加え、容器ごと破壊する方法でしたから、容器も損傷したわけで、一回目のアバダで、ハリーが無傷であったというのも納得しました」というぽたさんのコメントに納得です。そうですね〜〜! そうでしたよね〜〜! うっかりしてました。だから、死の呪文をかけられることが「重要」だったんだ! 死の呪文をハリーにかけるのは、ヴォルデモートくらいですものね。納得です。
Emi
2007/11/19 09:53
Emiさん、お疲れ様でした!松岡さんとは違う、もっと親近感のある数々の文章。Emiさんの人柄が表れている温かく楽しい訳し方で、ハリポタ最終巻が読めたことを嬉しく思います。
読み終わって、「愛」って何より強いんだ!と母として心を打たれました。ロンママとベラの対決も、我が子を思うからこそ底知れぬ力が沸いたのだと。ドラコ一家も最後に見せた家族愛で救われたんじゃないでしょうか?
何度読んでも感動の嵐!!ネビルの成長もいい!真のグリフィン生!!バンザイ!最後に校長室に行くところがまたハリポタらしくていい!
Emiさんのコメントと同様に、主婦も頑張るのだと意欲が沸いてきました!さぁさぁEmiさん、19年後を書き終えたら1巻からお願いしますね!!!待ってますよ!!
ぴよぴよ
2007/11/19 14:13
お疲れさま〜!!
ハリポタ最高♪♪♪
発行される前は、色々な噂が飛び交ってましたけど、
信じてた通り、感動的な終わり方だったので大満足です(^。^)y-.。o○
ハリー、ばんざーい!(^^)!
ハルミズキ
2007/11/19 15:51
ぴよぴよさん、ありがとうございます〜〜〜。やっと終わりました。まだラストの締めが残っていますけど。ハリポタ熱はなかなかさめそうにありません。ぴよぴよさんが一緒なら、第1巻からの記事も楽しく書けそうです。がんばりまっす。
Emi
2007/11/19 17:10
ハルミズキさん、ぜひぜひハリポタにもっともっとはまってください、一緒に勉強しましょう〜〜〜。
Emi
2007/11/19 17:10
どうもお疲れ様でした。やっぱり日本語で読むと、原書を読んだ時とは違った、セリフ面での強い実感がありますね。もちろんEmiさんの訳のおかげなのですが、最後の対決のシーンは本当にかっこいいなと思いました。
以前、ブログのコメントでも、自分の一番好きな訳を作るのが日本人にとって一番贅沢な趣味だと思いますとコメントしましたが、僕は自分が全然豆でなくて、一度炎のゴブレットの時にも書いてみようかと思ってすぐに挫折しちゃいました。なので、こうして最後までやり遂げられるEmiさんは本当に凄いなあと思います。僕はこうして出来上がったものに、自分のこだわりのある部分だけちょこちょこコメントさせて頂くくらいがなんとか実行できることで、そういう場所を提供して頂いていることも大変ありがたいです。
チビ
2007/11/19 22:23
最後になって、期待してた予想でいくつか外れたことがありました。最後にハグリッドの可愛がってた怪物達が皆加勢してくれる中、森の中での決戦となると思ってたのに、蜘蛛達がデスイーター達に操られたというのはがっかりでした。また、きっと最後にチャーリーと共に華々しく登場して大きな力となってくれるだろうと思っていた竜のノーバートが来なかったのも残念でした。マダム マクシムも助けに来てくれなかったですね。ハグリッドは結局彼女と結婚したのでしょうかね?
チビ
2007/11/19 22:34
ハグリッドの結婚について、早速Accio Quote!で検索してみたら、10月19日のインタビューにありました。このサイト、いいですね!
Hagrid never married. Mme. Maxime was too sophisticated for him, and there weren’t many other giantesses around.
そうですか、、、一生独身で通したんですね。可哀想なハグリッド。
チビ
2007/11/19 22:46
こんばんは!ずっと夏から受験勉強の合間に、ちょこちょこおじゃましてました、Snoopyといいます(^^ゞ

Emiさんの訳はとってもおもしろくて、息抜きにパソコン開けるのが最近楽しみになってます☆笑
第36章、本当にお疲れ様でした!!なんだか今まで7巻続いてきた冒険が終わるのも少し寂しい気がしますが、みんな成長したなぁ、と思いました(o^^o)同じ年(のはず)の私も成長しないと!!!(焦
Emiさんの訳も、松岡さんのイメージ(私の中での笑)が崩れることなく、とても楽しい第7巻だと思います♪

あと2章、頑張ってください!
また勉強の合間に、遊びに来させて貰います〜〜♪(えー笑)
Snoopy
2007/11/19 23:29
Emiさんのサイトで、はじめて意味が理解できたことがたくさんありました。ありがとうございます。自分レベルでは、だいたいこんな感じ、って場所がたくさんたくさんです。
子どもも大人も楽しめ、更には、自分の生き方や周りの人との関わり方のパターンや愛についての認識の仕方も見つめる手助けもしてくれ。メッセージの確かさ。ストーリーの複雑さ。とても処女小説とは思えません。
イギリスの文化や、イギリスでの魔法使いの世界の思われ方。そんなことなんかも踏まえての翻訳は、やはり処女翻訳の松岡さんも、たいへんなことと思います。
イギリスでの風習なんかを、日本人に理解できる様に説明しながら翻訳するのか、日本風に替えて翻訳するのか、商業翻訳家って本当にたいへんそうですね。
文の構造から言っても、イギリス語と日本語では、まったく異なっているわけですし、イギリス語からフランス語や中国語へとは、手間のかかり方が全然違うものだと想像します。
星の王子様で、最近、複数の翻訳本が新たに出版されたそうで、それだけ多様な翻訳が可能なわけで、楽しそうでもありますよね。
ぽた
2007/11/20 03:58
チビさん、正直こうして記事を書くのは大変です。何が大変って、時間がかかるかかる(^^;) 家事をうまくこなさないと、家族にしわ寄せがきます。反対されちゃ元も子もないので、36章まで書き上げるのには学習時間を大幅に削りました。でも、「書いてよかった」です。たくさんの素敵な同志と知り合えましたし、楽しみにしてくださっている方のコメントは励みになります。チビさんのアドバイス、いつもとても助かっているんですよ! これからもよろしくお願いいたします。
ところで、みさとさんが教えてくださったサイト、すごいでしょう??? これ読めば、ハリポタ通ですよね。
Emi
2007/11/20 11:18
Snoopyさん、こんにちは! とても嬉しいです。夏から読んでくださっていたんですね♪ 勉強の合間の気晴らしに、少しでもなれたら、私もはりきって記事を書くことができます。迷ったり悩んだりしながら書いていますので、「ここは?」なんて思うところ、アドバイスなどありましたら、遠慮なくコメントをお寄せくださいね!
またおしゃべりできるのを楽しみにしています。
Emi
2007/11/20 11:23
ぽたさん、「赤毛のアン」もそうですね! 私が子どものころは村岡花子さんの訳だけだったのに、最近ではたくさんの翻訳家の方々が挑戦なさっています。レイチェル夫人の言い回しなど、私は村岡さんの訳で慣れてしまっている部分もあるのですが、新しい日本語に出会えるのも魅力です。私の好き勝手なブログが、ハリポタファンの方の新しい日本語発見につながるとするなら、こんなに光栄なことはありません。ぽたさんも、お気に入りのセリフを見つけてみられては??
Emi
2007/11/20 11:26
ハリーとヴォルデモートの戦い、遂に終わりましたね。直接対決としては、ちょっとあっさり(?)というか物足りない感じがしたのですが、本日『不死鳥の騎士団』のDVDを手にし、改めて観たところ、やはり戦闘シーンは圧巻!きっとこの章も、映像化したら迫力満点になるだろうなーと思いました。シリーズが終わってしまってとても寂しいですが、私は映画版も大好きなので「まだ映画の公開が残ってる!」と思って、寂しさを紛らわせています(笑)
みさと
2007/11/20 17:47
初めまして。最初からずっと読ませて頂いていたのですが、初めての書き込みです。私は今年まで映画のハリーポッターしか知らなかったのですが、たまたま1巻から本を読み始めるとすごく面白くて、6巻まで一気に読みました。そしてまたDVDを見直すという…遅まきながら(笑)かなりはまっている者です。Emiさんの訳はすごく楽しくて、わくわくして、そして感動的で!映画のような情景を思い浮かべながら、本当に楽しく、時には涙ながらに読ませて頂きました。毎日更新が待ち遠しかったです。これだけ訳せる英語力、そして表現力、すごいですね!物語も終わってしまって少し寂しいですが、5巻あたりからハリーの運命があまりに過酷なのでつらくて…もやもやしていた気持ちが、何だかすっきりしました。たくさんの謎も解けました。このサイトに出会えて良かったです!ありがとうございます。次の更新も楽しみにしています。また遊びに来させてもらいますのでよろしくお願いします♪
ひかり
2007/11/20 22:32
みさとさん、私もラストはちょっと呆気ないような気がしたんですよ〜。「あれ? 何か読み飛ばした?」と、ページをめくりなおしました。2回目に読んでみると臨場感あふれる内容であることに気づくのですが、1回目はサラリとしているように感じました。
私も映画が楽しみでたまりません。
すべてが終わってしまったら、ホント寂しくなるんでしょうね。
Emi
2007/11/21 09:08
ひかりさん、ありがとうございます! こうして第7巻が終わりに近づくにつれ、多くの方の反響をお寄せいただき、私も毎日わくわくしながらブログを開いています。洋書で読むハリポタは、また格別ですよね! 好きな日本語を訳にして記事にしている私は、ハリポタの世界にまた違った喜びを見出しているのですが、その訳に共感してくださる方がいらっしゃると、とても励みになります。
第7巻が終わり、第1巻から...と思っているのですが、今ちょっとそのスタイルに思案中です。これまでのように記事を書いては、翻訳家の松岡さんの領域を汚す行為にならないか心配になっています。でも、私の訳を面白いと読んでくださる方には、これまでのスタイルの記事をお届けしたいとも思いますし...。著作権って難しいですね。
Emi
2007/11/21 09:20
ローリングさんの公式サイトが更新されて、ハリーが磔の呪文を受けても痛みを感じなかった理由など、答えてくれているみたいです!(^^)ポッターマニアさんからの情報ですが、一応アドレス貼りますね♪
http://www.pottermania.jp/info/event/log2007/071208JKROfficialSiteUpdate.htm
みさと
2007/12/09 13:00
みさとさん、ありがと〜〜〜。
あとで見に行ってきます!
Emi
2007/12/10 09:32
今日、初めてこのサイトを拝見しました!「死の秘宝」は私もイギリス版で読みましたが、いくつか新しい発見があり、素晴らしい訳に感動しています。
もしかすると私の勘違い?かもしれないのですが、いくつか気になる所があったので、伺いたいと思います。
syinza
2007/12/16 16:00
@31章で、ハリーがレディ・グレイにレイブンクローの王冠について尋ねるシーンがあり、Emiさんの訳だと
レディ・グレイのお母さんの名前が「ヘレナ・レイブンクロー」だったとありますが、これはレディ・グレイ自身の名前ではないでしょうか。原文には「When I lived,I was Helena Ravenclaw.」とあります。この章では出てこないですが、ホグワーツの創始者の一人は、
ロウェナ・レイブンクローという名前だったと思います。この章で、レディ・グレイの母の名前が出てこないので私も一瞬勘違いしたのですが、原文の会話文じゃないところにもHelena Ravenclawと出てくるところを見ると、ハリーは今現在、ヘレナと話してるのか、と思いました。
syinza
2007/12/16 16:01
A36章で、ハリーがヴォルデモートに話すシーンで、ハリーは「I overpowered Draco weeks ago.I took this wand from him.」と言っています。ここでの
杖をハリーがドラコから奪ったのは「マルフォイの屋敷」の時で、weeksと複数形になっているので、「何週間も前にドラコから奪った」というのが正しいかと思います。その後に、ハリーが「Does the wand in your hand know its last master was Disarmed? Because if it does..I am the true master of the Elder Wand.」となっている所を、私は「もしエルダーワンドが、新しい所有者(ドラコ)が敗れたと知っているとしたら?もしそうなら・・今この時に、本当に杖を所有してるのは、僕だってことさ」と読みました。
syinza
2007/12/16 16:01
というのは、もしハリーがここで言っている「ドラコの敗れた時」が「マルフォイの家」でのことを言っているとすれば、その時エルダーワンドはまだダンブルドアの墓にあったはずなので、杖が「その場にいなくても」新しい所有者を選ぶのか、ハリーにも少し確信が持てなかったんだと思います。
syinza
2007/12/16 16:02
最後は本の感想になってしまいますが、この「杖の持ち主」に関しては、けっこう悩まされました。7巻には杖の記述が非常に多いと思います。結局私の想像で辿り着いた結論は、杖はより強力な魔法使いを選ぶんじゃないか、ってことです。ロンはスナッチャーから杖を奪ったから、杖は「スナッチャーより強力な魔法使い」としてロンを選んだ。しかしハリーは見ず知らずの魔法使いだから、ハリーが使っても上手くいかない。こう考えれば、その後ハーマイオニーがベラトリックスの杖を使って上手くいかなかったのも、説明が付くかな、と。だってベラトッリクスの杖は、ハリーが奪ったから。ハリーは、自ら奪ったドラコの杖は上手くいったし、ロンも
ピーターの杖で上手くいってます。ダンブルドアの場合は、ダンブルドアとスネイプの「ダンブルドア殺害計画」杖も傍で聞いてたはずであり、知っていた。だからダンブルドアを殺した魔法使い(スネイプ)が必ずしもダンブルドアより強いとは限らない、と杖が思い、ダンブルドアを武装解除したドラコを「より強力な魔法使い」として選んだのかなと。全ては正式な翻訳版で明らかになると思うので、私の想像ですが・・

syinza
2007/12/16 16:02
syinzaさん、ご訪問いただきありがとうございます! 私の訳は、ブログの冒頭でもご紹介していますが、自己流で稚拙なものばかりです...。でも、こうして公開していることで、多くの方からアドバイスをいただくことができ、素晴らしい勉強をさせていただいています。松岡さんの日本語訳がまだまだ先なので、待ち遠しくて仕方ありません! これからもぜひぜひご教示くださいね! 楽しみに(ちょっとビクビクしながら?)お待ちしています(*^^*)
Emi
2007/12/17 11:02
syinzaさんの訳の訂正はその通りだと思います。ただ、杖の件に関しては、本の中で説明されていると思います。
ところで、こちらのサイトは、原作者の著作権侵害にはならないのでしょうか?静山社のサイトには、ネット上に勝手に翻訳を載せるのは著作権の侵害になると書いてあったのですが。
はぐりっど
2008/01/25 15:23
はぐりっどさん、コメントありがとうございます! 私の訳は、穴だらけ。ずぶの素人ですもの....。みなさんが私の英語を正してくださるのを、とてもドキドキしながら楽しみに勉強しています。著作権侵害についてのご指摘、ありがとうございました。ハリポタの記事がかなりの量になってきたので、そろそろコメントが入ってくるかな...と思っていました(^^A) 今日の記事にさせていただいています。私もまだまだ勉強中です。
Emi
2008/01/25 19:32
ヴォルデモートは、死の呪いを受けてバタンと倒れただけなのかな?
なんかむなしい・・・・・・
謎のプリンセス
2008/05/11 20:10
謎のプリンセスさん、私もまったく同じようにガッカリしました〜〜〜〜〜!
Emi
2008/05/12 17:02
BGMなしでただ死ぬのは、むなしいですよね・・・
謎のプリンセス
2008/05/12 17:40
私は謎のプリンセスさん・Emiさんとは逆にBGMなどはなしでぱたっとヴォルが死んでしまったのはそれだけこの映画の中心キーワード(?)の「愛」や「友情」の力の偉大さや死を覚悟することができたハリーはヴォルの想像を超す強さだったのかな?と思いました★
hiro★
2011/01/08 15:05

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第7巻 第36章 The Flaw in the Plan 「ハリー・ポッター」で English Time/BIGLOBEウェブリブログ
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