【ネタバレ注意です】 【 第7巻 「ハリー・ポッターと死の秘宝」 これまでの目次 】 第33章のあらすじ ヴォルデモートの命令で、スネイプはナギニの牙を受けた。死の間際に彼から預かった記憶の糸を手に、ハリーは城へと戻る。ヴォルデモートによる宣戦布告により、最後の決戦の火蓋が切って落とされるまで、あと1時間しかない。大広間にずらりと横たわっている友や仲間の亡き骸を前に、ハリーはたまらない胸の痛みを覚え、人気のない廊下へ飛び出してしまう。気がつくと、向かった先は校長室の入り口だった。スネイプの記憶の糸をペンシーブに注ぎ、ハリーは記憶の世界へと飛び込んでいく。そこで彼が目にしたのは、スネイプが心の奥底に秘めていた意外な人物との思い出であった....。 人気blogランキングへ 第33章のはじまり 第33章は、こんな英文ではじまります。 Harry remained kneeling at Snape's side, simply staring down at him, until quite suddenly a high,cold voice spoke so close to them that Harry jumped to his feet, the flask gripping tightly in his hands, thinking that Voldemot\rt had reentered the room. こんな風に訳してみました。 スネイプの傍らで、ハリーはひざまずいたままだった。ただじっと、彼を見下ろしていた。と、突然、甲高く冷ややかな声が響き渡り、あまりにも近くに聞こえたので、ハリーは飛び上がった。フラスコをぎゅっと握りしめた。ヴォルデモートがまた部屋に入ってきたと思ったのだ。 1) grip ... 握りしめる 2) reenter ... 再び入る でも、そうではありませんでした。おそらく叫びの屋敷を出てしまっているヴォルデモートは、魔法の力を使い、ホグワーツ魔法学校、ホグズミード村、いたるところに響き渡る声で、こう呼びかけ始めたのです。 「お前たちは勇敢に戦った。その勇気を褒めたたえよう。だが、これ以上、俺さまに逆らえば、1人ずつ命を失うことになるのだ。貴重な魔法族の血を流すなど無意味なこと。1時間の猶予を与える。ハリー・ポッター、聞いているか。お前は俺さまと向き合うより、友の命が奪われる道を選んだのだ。禁じられた森で待っている。お前が現れなければ、今度は俺さまが戦闘の中心に立ってお前を探し出すぞ。お前を庇いだてする者は、男も女も子どもでさえも、みな報いを受けるだろう。1時間だ」 ...............たった1時間。 「気にするな」 ロンが言います。 「大丈夫よ」 と、ハーマイオニー。 「......そ、そうだわ、城に戻りましょう。彼が森に行っているんなら、私たち新しいプランを考えださないと」 スネイプの亡き骸をそのままに、3人は城へ向かいました...........。 第33章がわかる英文チェック 次の英文を読めば、この章がわかるかも!? The castle was unnaturally silent. こんな風に訳してみました。 城は不気味に静かだった。 1) unnaturally ... 不自然に 激しい閃光も爆発音も、叫び声も聞こえてきません。 「みんなは、どこ?」 ハーマイオニーがささやきました。 ロンが大広間に向かいます。ハリーは、戸口のところで立ち止まりました。4つの寮テーブルは片付けられ、大広間は人でごったがえしています。校医のマダム・ポンフリーが、数人の手助けを借りながら、負傷者の手当てをしていました。 大広間の中央には、死者が並んで横たわっていました。ハリーの目に、フレッドの姿は見えませんでした。ウィーズリー家が周囲をぐるりと取り囲んでいたからです。 ・ジョージは、フレッドの頭のそばでひざまずいている。 ・ウィーズリーおばさんは、フレッドの上に突っ伏し、嗚咽している。 ・ウィーズリーおじさんは、おばさんの髪を撫でている。泣いている。 ・ロンとハーマイオニーが、一家に近づく。 ・傷ついた顔が痛々しいジニーを、ハーマイオニーが抱きしめる。 ・ビル、フラーがいる。 ・パーシーが、ロンの肩に手をまわす。 フレッドの横に、なんとルーピンとトンクスが並んでいます! え〜〜〜、死んじゃうの? 死んじゃったの? 生まれたばかりの赤ちゃんを残して......。ルーピン、パパになってあんなに嬉しそうだったのに.....。トンクス、やっと大好きな人と一緒になれたのに.....。穏やかな顔をして、2人は永遠の眠りについている。なんて悲しい光景でしょう(泣)....。 ハリーは、そっと大広間を出ました。息ができないほどの胸苦しさを感じていました。 もう、誰かが死んでしまった姿など見たくない。 ハリーは大理石の階段を駆けあがります。人影はありません。ハリーは走り、走り、走り続けて、スネイプの最後の思いがつまったフラスコを握りしめたまま、校長室の前にやってきました。 「合言葉は?」 「ダンブルドア!!」 ハリーは、考えるより先にそう叫んでいました。なぜって、今いちばん必要で、今いちばん会いたいと願っているのが、他ならぬダンブルドアその人だったから......。驚いたことに、ガーゴイルの彫像は反応しました。らせん階段が現れ、ハリーは上っていきました。 校長室の壁にかけられている歴代校長の肖像画は、どれももぬけの空です。記憶の糸をしまっておくペンシーブは、以前と同じ場所にありました。スネイプの記憶(緑の物質)をペンシーブにそそぎ、ハリーはその中へと飛び込んでいきました.........。 ここからは、スネイプの過去の記憶が次々に現れます。 1) 人気のない公園 ブランコに乗っている2人の少女を、9最か10歳の年頃であろう少年(スネイプ)が茂みの影から見つめています。スネイプの髪は長髪で、不似合いな衣服を身につけていました。大人のおさがりのようなコートを羽織っています。スネイプは、高く高くブランコをこいでいる年若の少女をじっと見ています。 「リリー、やめなさいっ!」 姉らしき少女が声をかけますが、妹はぐいっと高くブランコをこいで空に舞いあがり、不自然なほど遠くに飛んで、軽やかに着地しました。 「ママからダメって言われてるでしょ!」 「平気だもん。お姉ちゃん、見て」 落ちた花を拾って手のひらに乗せたリリー。ペチュニアの目の前で、その花は開いたり、しぼんだりし始めます。 「やめなさいったら! ..............どうやってるの?」 その時、スネイプが茂みから飛び出しました。 「わかるだろ」 リリーを見て、ちょっと頬を染めたスネイプです。............あら? 「何のこと?」 と、リリー。 「きみは........魔女なんだ」 2) 木陰 スネイプとリリーが座っています。ずいぶん親しくなってるみたい。 「学校の外で魔法を使うと、魔法省から処罰されるんだ」 「でも、私もう使っちゃってるわ!」 「きみはいいんだよ。まだ杖をもってないんだから。でも、11歳になったら訓練が始まるからね。そうなったら注意しないと」 「.....ホントのことよね? ペチュニアは、あなたが私にウソをついてるって言うの」 「僕たちには本当のことさ」 「マグル生まれって、ほかと違うのかしら?」 スネイプは、ちょっと戸惑いました。そして、 「..............いや、違いなんてないよ」 「よかった♪」 3) キングス・クロス駅 9と3/4番ホームに、スネイプが立っています。少し離れた場所に、リリーとペチュニアがいました。 「ごめんね、姉さん! でも、聞いて! 学校に着いたらすぐ、ダンブルドア先生のところに行くわ。そして、考え直してもらえるよう説得するから!」 「行きたくなんか、ないわよ。...........変人になんかなりたいわけないじゃない」 リリーは泣いています。 「私、変人なんかじゃないわ。ひどいこと言わないで」 「そういう場所に今から行くんでしょ」 「入学したいってお願いの手紙を書いたときは、そんな風に思ってなかったはずよ」 「お願い? 私、お願いなんてしてないわよ!」 「(ダンブルドアからの)返事を見たわ。とっても思いやりにあふれてた」 「............よくも、そんなこと! これでハッキリしたわ、魔法使いってどこにでも鼻を突っ込むものなのね! この変人!」 4) ホグワーツ特急の車内 スネイプがリリーの向かい側に座ります。 「話したくないわ」 「どうして」 「姉さん、私を嫌ってる。ダンブルドアからの手紙を、私たちが見たせいよ」 「たいしたことじゃないさ」 「私の姉さんなのよ!」 「でも、もう仕方ないだろ? ホグワーツに向かっているんだから!」 リリーはうなずき、濡れた瞳をぬぐいます。 「スリザリンに入るといいよ」 「スリザリン?」 と、同じコンパートメントにいた少年の1人が、スリザリンという言葉に反応しました。 ジェームズ・ポッターでした。 「誰がスリザリンなんかに入りたいもんか。そうなったら逃げ出すよ。きみもだろ?」 ジェームズが話しかけた少年に、ハリーは気づきます。シリウスでした。 「うちの家族は、全員スリザリンさ」 そう答えます。 「ウソだろ? きみはちゃんとしたヤツだって思ってたのに」 「伝統なんか壊せる。選択肢があるんなら、きみはどこに入るんだ?」 「グリフィンドールさ。勇敢なる心が住まうところ。父さんもそうだったんだ」 スネイプが、フンとか何とか言ったようです。 「何か問題でもあるのか?」 ジェームズが振り返ります。 「別に」 と、スネイプ。 「賢さより筋肉モリモリがお好みならいいんじゃないか」 「きみはどの寮に入るつもりだよ? どっちにも当てはまらないみたいだけど?」 と、シリウス。 険悪なムードになってきちゃいました。 「行きましょ、セブルス。他の個室を探すの」 リリーが声をかけます。 「ヒュ〜〜〜〜」 からかうような声をあげるジェームズ。 リリーとスネイプがそろって個室を出て行くとき、ジェームズはスネイプの足をひっかけようと意地悪しています。 5) 大広間 組み分け儀式が始まっています。マクゴナガル先生の声が響きました。 「エバンズ・リリー!」 組み分け帽子が、リリーの寮を高らかに宣告します。 「グリフィンドール!」 スネイプが、小さなうめき声をあげました........。 6) ホグワーツ学校・中庭 リリーとスネイプが、口論しながら歩いています。 「友達だと思ってた! 親友だって!」 「友達よ、でも、あなたの仲間は好きになれないわ!」 「冗談でやってるんだよ、ただ......」 「あれは闇の魔術よ! 冗談だって言うの?」 「ポッターとその仲間たちはどうなんだよ?」 「ポッターなんか関係ないじゃない」 「夜な夜な抜け出してるんだぜ。ルーピンが怪しい。あいつ、どこに行ってる?」 「病気なのよ。あの人たち、そう言ってたわ」 「満月の夜にはいつもかい?」 「あなたが何を言いたいのかはわかるわ。どうしてそんなに、あの人たちのこと気にするのよ。少なくとも、あの人たちは闇の魔術を使ってない」 「許さないぞ、きみが....」 「許さない? 許さないですって?」 「あいつは、きみのことが好きなんだ。ジェームズ・ポッターは、きみのことを気にかけているんだ! やつは.....みんなが思っているような.....クウィディッチのヒーローなんかじゃないのに」 「ジェームズ・ポッターが傲慢な人間だってことは承知してるわ。そんなこと、忠告していただかなくても結構よ」 7) 城の近く ブナの木陰。ジェームズ、シリウス、ルーピン、ペティグリューがいる近くに、うっかり(?)スネイプが近づいてしまいます。ハリーには、見覚えのあるシーンでした。父親ジェームズが、スネイプを逆さ吊りにしてからかう嫌な場面です。リリーが近づき、スネイプをかばおうとします。そんな彼女にスネイプが投げつけた、あの言葉.....。 「穢れた血め!」 8) グリフィンドール寮・肖像画の前 夜。ガウンをまとったリリーが、腕組みして立っています。その前に、スネイプ....。 「ごめん」 「聞きたくない」 「ごめん!」 「ムダなことは言わないでいいわよ。あなたがここで寝るつもりだなんて脅かしてるって、メアリーが言うから、だから私は出てきただけ」 「穢れた血なんて言うつもりなかったんだ」 「つい、はずみで? もう遅いわ。あなたのために何年も言い訳してきたのよ。私の友達はみな、私がなぜあなたと口をきくのか不思議がってた。あなたと、あなたの大切なデスイーターのお友達とね。.......わかる? あなた、否定もしないじゃない! 将来の夢を否定もしないじゃない! 例のあの人に仕える日を心待ちにしてるんでしょ?」 スネイプは口を開きました。でも、言葉になりません。 「もうごまかせないわ。あなたは自分の道を選び、私は私の道を選ぶの」 「待って、聞いてくれ! ボクは本当に....!」 「穢れた血と呼ぶつもりはなかったのね? でも、あなたは他の人をそう呼んでるじゃない。なぜ私だけが違うの?」 リリーはスネイプを残し、肖像画の奥に消えました.....。 9) 丘の頂上 人気のない冷たい暗がりです。成人しているスネイプが、誰かを待っています。.......と、白い閃光が空を切って飛んできました! スネイプは膝をつき、杖をぽいっと放します! 「私を殺すな!」 スネイプが叫びました。 「そんなつもりはない」 ダンブルドアの声でした! 「それで? セブルス。ヴォルデモート卿は、どんなメッセージをわしによこした?」 「メッセージなど.....我輩は、我輩の意思でここに」 スネイプは、かなり動揺しています。 「我輩はここに.....忠告に.....いや、お願いに.....来たのです」 スネイプは、トレローニー先生が予言した内容をヴォルデモートに伝えた張本人でした。ところが、彼が伝達したことにより、リリー・ポッター(の生んだハリー)がヴォルデモートに狙われてしまうことになります。スネイプはダンブルドアに、リリーを守って欲しいと頼みに来たというのです。 「むかつく男じゃ」 ダンブルドアが言います。 「彼女の夫や子どもの死など、お前にはどうでもよいことなのか?」 「全員をかくまってください。彼女を......家族を......無事に。どうか」 「見返りに何をする、セブルス?」 「み、見返り?」 スネイプは驚いてダンブルドアを見つめます。しばらく沈黙したあと、彼は答えました。 「なんでもします」 10) ホグワーツ校長室 スネイプが、がっくりと椅子に崩れ落ちます。ダンブルドアが見つめています。 「彼女を............守ってくれるものと............思っていたのに」 「リリーとジェームズは、誤った人間に真実をゆだねてしまったのじゃ。リリーに手を出すなと、ヴォルデモート卿に頼んでいたのではなかったのかな?」 スネイプの呼吸が乱れていました。 「息子は生き延びた。息子は生きておる。リリーの瞳を、そっくりそのまま受け継いだ息子だ。リリー・エバンズの瞳の色、形を、きみはしっかり覚えておるだろう?」 「やめてくれッ!」 スネイプが叫びます。 「死んで......死んでしまいたい」 「きみがリリー・エバンズを愛していたのなら、心の底から愛していたのなら、進むべき道ははっきりしておる」 「どういう意味です?」 「きみは、なぜリリーが死んだのか、どのようにして死んだのか知っておるだろう。彼女の死を無駄にしてはならぬ。リリーの息子を守るのだ」 「守る必要など。闇の帝王は死んで....」 「また戻ってくる。そのとき、ハリー・ポッターは危機にさらされるじゃろう」 長い沈黙が流れました...............。 「いいでしょう。わかりました。しかし、いいですか、ダンブルドア。このことは、内密に! 誓ってくれ! 耐えられない.....特にポッターの息子に.....約束してくれ!」 「誓おう、セブルス。けして漏らさぬ」 11) ホグワーツ校長室(再び) ダンブルドアの前で、スネイプが行ったり来たりしています。 「平凡で、傲慢で、まるで父親そっくりだ、規則を平気で破り、注目を浴びたがる」 ハリーのことを言っているのは、誰の耳にも明らかですね....。 「思ったとおりの少年を見ておるのだろう、セブルス。他の先生方は、謙虚で可愛らしく、文句なく才能があると報告してくれておるのだがな。個人的にも、わしはハリーを魅力的な少年だと見ておるぞ」 そして、ダンブルドアはこう付け足します。 「クィレルに注意しておいてくれぬか?」 あ! やっと第1巻の「賢者の石」の背景に届きました。さすが、ダンブルドア。知っていたんですね、クィレルが操られていたこと! スネイプは、本当にハリーを守っていたんだ! 12) ホグワーツ魔法学校・エントランスホール クリスマス降誕祭の舞踏会の夜。 「それで?」 と、ダンブルドア。 「カラカロフのマークも濃くなっています。動揺していました。マークが熱くなったら、逃げ出すようです」 「そうか。きみもそうかな?」 「我輩は、そのような臆病者では」 「そうだな。きみはカラカロフより、はるかに勇敢な男じゃ」 このダンブルドアのセリフの中に、I sometimes think we Sort too soon.... というものがあり、以前ある方からコメントをいただいていました。この英文の意味が何になるのか、どうして Sort と大文字になっているのかについては、ネイティブに確認したいと思っています。 【付記】 チビさんから、このようなコメントをいただきました♪ I sometimes think we Sort too soon.... ですが、Sortは寮の組み分けのことなので大文字になってるんじゃないかと思います。寮の組み分けについて、早まって誤った結果を出していることがあるんじゃないか? じっくりと時間をかけてその人を評価していくと、もうちょっと違った結論が出たりするのではないか? 具体的には、スネイプの並外れた勇敢さを考慮すれば、ダンブルドアは、スネイプは充分グリフィンドールに入る資格があったと思うよと、そういう事を遠まわしに言ってるシーンだと思います。 すばらしいッ。目からうろことはこのことです(英語では、eyeopener とも表現します)。これが答えなのではないでしょうか。皆さんは、どう思われますか?? いや〜〜〜、それにしても、チビさんのハリポタ読解力、すばらしいッ。 【付記つづき】 チビさんの解釈どおりであることが、ネイティブの知人に確認して明らかになりました! Sort と大文字になっているのは、特有のこと、つまり「組み分け帽子で分けられる」ということを指しているためであり、これもまったくチビさんのお考えどおりですよね〜。すごい、チビさん♪ 13) ホグワーツ校長室 夜。ダンブルドアの右手が焼けて黒ずんでいます! 「なぜです? なぜ、指輪をはめたのです? 呪いがかかっていることは承知だったでしょう。なぜ触ったのです?」 ゴーントの指輪が、机にありました。ひびが入っています。 「愚かだったのだよ。ひどく魅了されてのう....」 「何にです?」 ダンブルドアは答えませんでした。 「よくやってくれた、セブルス。わしの余命はどのくらいじゃろうな」 「わかりませんが、おそらく1年。やがては身体中に(呪いが)ひろがり、時間がたつごとに強力になっていくものかと」 ダンブルドアは微笑みました。 「きみがここにいてくれて、わしは運がよかった。セブルス」 「あと少し早く呼ばれていたら、もう少し処置ができたものを。時間が稼げたものを!」 「ヴォルデモートは、マルフォイ少年にわしを殺させるつもりかな」 「闇の帝王は、マルフォイに期待などしておりません。ルシウスの失態を罰しているだけです。失敗すれば、また処罰が下る」 「ドラコが私の殺害に失敗すれば、その役目はスネイプ、きみが?」 しばしの沈黙が流れました。 「それが、思うに、闇の帝王の計画です」 「ヴォルデモート卿は、もうホグワーツにスパイはいらぬと思っておるようだな」 「やがてホグワーツが手に落ちると思っています」 「そのときには、ホグワーツの生徒を全力尽くして守ると、約束してくれるな?」 スネイプは、力強くうなずきました。 「よろしい。ドラコの計画を探るのだ。そして、きみがわしを殺すのだ」 ..............................................長い沈黙。 「そうして欲しいのですか。なぜドラコではダメなのです?」 「あの少年の魂は、まだそう傷ついておらぬ。わしのために引き裂いてはならぬのだ」 「我輩の魂は? ダンブルドア?」 「老いぼれが苦しまず辱められないよう助けるだけのことじゃ。魂が引き裂かれるかどうかは、きみだけが知っておる。頼むぞ、セブルス」 ..............................................セブルスは、またうなずきました。 「ありがとう、セブルス」 14) ホグワーツ校長室(再び) 夜。歩きまわるダンブルドア。スネイプが座っています。 「ハリーは知ってはならぬ。最後の瞬間まで知ってはならぬ」 「彼は何をしなければならないのです?」 「それは、ハリーとわしの問題じゃ。いいか、よく聞くのだぞ、セブルス。わしの死後、そのときが来たら、争ってはならぬ。邪魔をしてはならぬ! ヴォルデモートがヘビの命を心配をする日が、じきに訪れることじゃろう」 「ナギニの?」 「そうじゃ。ヴォルデモートがヘビを守るようになれば、ハリーに告げてもいい頃じゃ」 「告げる? 何をです?」 ダンブルドアは深呼吸し、目を閉じました。 「ヴォルデモートがハリーを殺そうとした夜、リリーが身を挺してハリーを守り、死の呪文はヴォルデモートにはね返った。ヴォルデモートの魂は引き裂かれ、その場に居合わせた生きた魂にしがみついたのじゃ。ハリーの中に、ヴォルデモートの一部が生きておるのだよ。そのため、ハリーは蛇語を話し、わけがわからぬままヴォルデモートの意識につながっておったのじゃ。ハリーの中にヴォルデモートの魂の欠片が生きておる限り、ヤツは死なぬ」 「それでは........あの少年は死ななければならぬと?」 「ヴォルデモートが殺さねばならぬ。それが肝心なのじゃ」 ............................きえ〜〜〜〜〜っ!(Emiの雄叫び) 「我輩は...............何年も....................あの少年を、彼女に代わって守っていると思っていた。リリーのために」 「きみとわしがハリーを守り続けたのは、教えるため、育てるため、彼自身の強さを試させるためじゃ」 「あなたは、正しいときに死ねるよう少年を生かしておいたのですか?」 「そうショックを受けるな、セブルス。何人もの人が死ぬのを見てきたのであろう?」 「最近では、我輩がどうすることもできなかった人々の死だけだ! あなたは我輩を利用したというのですね!?」 「つまり?」 「あなたのために探り、ウソをつき、危険に身をさらしてきた! すべては、リリー・ポッターの息子を守るためだったのに!」 「それはそれは、セブルス。ついに、あの少年を気遣うようになったか?」 「あの少年をだと? パトローナスよ、来たれ!」 スネイプの杖から、銀色の雌鹿が飛び出しました!.............ん? 雌鹿? 第19章lのディーンの森で、ハリーをグリフィンソールの剣がある池まで導いた、あの雌鹿はスネイプのパトローナスだったんだ! ハーマイオニーも言っていたように、パトローナスは心情や環境の変化で姿を変えます。リリー・ポッターのパトローナスは、雌鹿でした。スネイプは、本当にリリーを愛していたからこそ、彼女と同じ動物をあらわしていたなんて.......(悲恋すぎるっ)。 ダンブルドアの瞳が、涙で濡れていました。 「あれ以来、今までずっとかの?」 「ずっと」 15) ホグワーツ校長室(再び) スネイプが、ダンブルドアの肖像画に向かって話しています。.............ということは、すでにダンブルドアはこの世の人ではなくなっているんですね。 「ハリーがダーズリー家を出発する正確な日付けをヴォルデモートに伝えるのじゃ。疑いを抱かせてはならん。マンダンガスを操るがいい。できる限り長い間、ヴォルデモートに気に入られるようにするのだぞ。さもなければ、キャロウ兄妹がホグワーツを支配することになるじゃろう....」 16) どこかの居酒屋 スネイプが、ぼ〜っとした表情のマンダンガスと向かい合っています。 「不死鳥の騎士団に提案するのだ。オトリ作戦を使おうとな。ポリジュース・ポーションで、複数のポッターを用意する。これが唯一の策であると。我輩が提案したことは忘れよ。すべては、お前の考えだ。いいな?」 「わかった.....」 マンダンガスは答えます。 17) 夜空 夜空を飛ぶ人影。 フードをかぶったデスイーターとスネイプが、ルーピンとハリー(本当はジョージ)を追いかけています。スネイプの先を飛んでいたデスイーターが、ルーピンの背中めがけて杖をかかげました! 危ないっ! 追いかけるスネイプも杖をふりあげます! ルーピンをねらうデスイーターの杖に向け、呪文を浴びせました! 「切り裂けっ!」 その呪文はデスイーターの杖に当たらず、ハリー(ジョージ)に......! 18) シリウスの寝室 スネイプが床に膝をついています。彼の鼻先から.............涙が。彼の手には、リリーがシリウスに宛てて書いた、あの手紙がありました。第10章でご紹介したとおり、リリーの手紙は「だって、信じられないと思わない? ダンブルドアが....」というところで、不自然に切れてしまっていたのでしたね。スネイプが泣きながら読んでいるその続き、2枚目の便箋には、このように書いてあったのです。 グリンデルバルドと友達だったなんて! 私、彼女(バチルダ)どうかしてると思うわ! スネイプは、手紙をローブにしまいました。リリーの「愛」とともに......。 そして、持っていた写真を破り、ジェームズとハリーが写っている部分ではなく、笑顔のリリーが写っている部分を持ち去ったのです......。 19) ホグワーツ校長室 書斎にいるスネイプ、 シリウスの曽祖父であるフィニアス・ブラックが肖像画に現れ、話しかけます。 「校長! 連中はディーンの森にいますぞ! あの穢れた血が........」 「その言葉を使うな!」 「........では、あのグレンジャー娘が、バッグを開けて話しているのを聞きましたぞ!」 「よし、よくやった!」 そう叫んだのは、ダンブルドアの肖像画です。 「それではスネイプ、剣じゃ! あの剣は、必要性と勇敢さが条件となって授けられるものであることを忘れるでないぞ。それから、きみが関わっていることを悟られてはならん。もし、ヴォルデモートがハリーの心を読み、影で動いておる者が誰か知ってしまえば....」 「わかっております」 ぶっきらぼうに、スネイプは答えました。 ダンブルドアの肖像画の裏にある空洞から、グリフィンドールの剣を取り出します。 「なぜポッターにこの剣を与えるべきなのか、教えるつもりはないのでしょう?」 「ハリーには、わかる。どうすればよいのかはな。セブルス、気をつけるのだぞ。ジョージ・ウィーズリーの事故があってから、彼らはきみの出現を快く思わんじゃろうから」 スネイプは、ドアのところで振り返りました.........。 第33章のおわり 第33章は、こんな風に締めくくられています。 「心配ご無用、ダンブルドア」 スネイプは冷ややかに言った。 どうですか.........? ..........どうですか? まさか、あのスネイプがリリーとつながっていたなんて、誰が想像できたでしょうか。 この章を読み終わったとき、7巻にも及ぶハリポタのクライマックスはここにありと思いました。スネイプ役のアラン・リックマン、きっと最高の演技をしてくれるはずです。 .........あぁ、でも、なんて悲しい恋でしょう。 これで第33章は、終わりです。 いつも読んでくださっているみなさん、ありがとうございます♪ ぜひ一緒に原書を読んでみませんか? 私自身の勉強のために、頭を悩ませながら日本語訳を書いていますが、とんでもないカン違いなどありましたら、どうぞ遠慮なく教えてください! ハリポタ大好きというみなさんのご感想、心からお待ちいたしております。 参加しています♪ |
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
Movie 7, a British actor Alan Rickman, this touching scene of Severus Snpe how to play from now enjoy. |
Hurlock (ハーロック) 2007/11/06 01:28 |
Emiさんありがとう!この解釈が素敵! |
grapefruit 2007/11/06 01:34 |
この章、非常に大事な、重要なのですが。 |
けんにぃ 2007/11/06 09:04 |
Emiさん、はじめまして。 |
うん 2007/11/06 10:13 |
わたしはこの章を読んで、すっごく考えました。 |
しいたけ 2007/11/06 11:23 |
遂に私の推測が正しかったことが証明されましたー!もう誰もスネイプを臆病者だとは言いません。ハリポタワールドの原点とも言えるスネイプの過去。これが明らかになるのはきっと彼が死ぬときだろうとは思っていましたが…Σ(゜_゜)そんな…キーパーソンの彼はハリーをヴォルデモートから庇って死ぬんだと思ってました。まさか…ハリーに死を宣告する役だったなんて!あー、もういろんな意味で涙が止まりません。スネイプのリリーに対する愛により、ハリーを守り続けた勇敢さに。ハリーを待ち受ける運命に。悲しすぎますよー!でもダンブルドアの『ヴォルデモートが殺すことが肝心』って言葉、意味深ですね。これまでの流れからいきますと、前巻までに様々な伏線がありましたからねー。ってことは、4巻のダンブルドアがヴォルデモートにハリーの血が流れているのを知って、勝ち誇ったような表情をしたのがカギ?じゃあハリーは生き残れるの?こんなに人が死んだんだもの。きっとそれと引き換えに平和を手に入れるはず!ハリーが選ばれし者なんだからハリーが死ねばヴォルデモートは無敵になるってことはハリーは生き延びますよね。 |
Hero Snape 2007/11/06 20:07 |
初めて書かせていただきます。 |
pakchi 2007/11/06 23:06 |
はじめまして!私はハリーポッター&スネイプが大好きで最終巻も、英語が得意ではないのに買って電子辞書片手に毎日読みました。そして、スネイプの過去やリリーへの気持ち・・最期の瞬間を読んで凄く胸が締め付けられました。でも、本当に私は英語は学校で習った程度しか分からないので、訳せない部分も多々ありました。だから、今回Emiさんの訳を読んですごく参考になりました♪と、同時にまたスネイプへの想いが溢れて泣きそうになってしまいました・・。スネイプは本当に勇敢な人でしたよね! |
よし 2007/11/07 00:46 |
この章、EmiさんのBlogを見て、記憶を辿っていますが、他の章のように溢れ出て来ないんですね。ルーピン&トンクスのショックを引きずったまま読んだからかな。 |
けんにぃ 2007/11/07 08:20 |
ついにこの章ですね! 気合の入った丁寧な翻訳ですね!! |
チビ 2007/11/07 08:58 |
しかし、このスネイプの役割、各巻の伏線から、薄々そうなんじゃないかと思ってる人はいたんじゃないでしょうか? 僕もリリー絡みでそういうことなんじゃないかと思ってはいました。しかし、6巻の最後でその考えが吹き飛びました。後で冷静になってから、もしかしたら何かダンブルドアとスネイプの間で話がついていたのかも、という気もしてきましたが、しかしスネイプがダンブルドアを殺す程の納得の行く理由が思いつかず、やがてスネイプはホグワーツの教師は見殺しにするわ、ジョージの耳は切るわ、ホグワーツで生徒達を抑圧するわ(本当は守ってたんですけどね)、最後に先生方との戦いでコウモリみたいにばたばた飛んでみっともなく逃げたシーンでは、ああ、やっぱり思い過ごしだった、こいつはただの卑劣な卑怯者だったんだ、と確信しました。 |
チビ 2007/11/07 09:05 |
ハーロックさん |
Emi 2007/11/07 09:47 |
grapefruitさん、いえいえ、少しも大げさではありません。私がうかつだったのは、ほとんど最後までスネイプの魅力を感じることができなかったこと。ハリーの物語が始まった直後から、スネイプってただただイヤな人間だと思っていました。特に、べったり脂ぎった黒髪なんて、もう〜〜〜臭いそうでイヤなキャラクターだったんですよね(--;) ところが、ハリポタファンの中には、このスネイプを愛している方が結構いらっしゃるんです。なんで?と思っていましたが、その素晴らしい人を見抜く目に、今は驚嘆している私です。 |
Emi 2007/11/07 09:50 |
けんにぃさん、気持ちはと〜〜〜ってもよくわかります。これって悲しい顛末ですよね。ハリーがそうだったように、小さなテディも生まれてすぐに孤児になってしまうなんて。戦いがどれだけ哀れな子どもを生み出すものなのか、ローリングさんは伝えたかったのかも。 |
Emi 2007/11/07 09:52 |
うんさん、本当に本当にありがとうございます....。感激でいっぱいです。私はあくまで自分の楽しみ(と、ちょっとお勉強)のために、このブログを始めました。書いているうちに、多くのハリポタファンの方から、貴重なアドバイスや励ましのお言葉をいただくようになり、今はそのために続けているといった方がいいような心境になっています。記事をひとつ書くのにも、いい加減にしたら?と言われてしまうような時間を費やしてしまいますが、うんさんのようなコメントをいただくと、すべてが報われます。 |
Emi 2007/11/07 09:56 |
しいたけさん、きっと私も無理です。でも、スネイプはその「イヤな男」の存在も乗り越えられるほど、リリーを愛していたんですね。結局、誰かを好きになるって言っても、みんな自分が1番可愛いんです。わが子に対しては別ですが、たいていの人は見返りを求めますからね、愛する人に対して。スネイプは、見返り、すなわちリリーからも愛をもらうという駆け引きなしに、彼女のために、彼女の遺志をついでハリーを見守っていたのですから、これは素晴らしい愛情だったのだと思います。偉大な人です、スネイプって。 |
Emi 2007/11/07 09:59 |
Hero Snapeさん、そうなんです。以前にコメントいただいたとき「おいおい...」と思っていました。私の記事が先の章のネタばらしになってしまっているのではないかと。そういう記事を書いていたら、読んで下さっている方はおもしろくないですものね(--;) ずばり、予感が的中されましたね! 賞品はなにもありませんが、せめて拍手を!(パチパチッ) スネイプの人生は哀れなものですが、人というものには同情という感情があります。かえって彼の不幸が、彼の好感度をぐぐっとアップするのではないでしょうか。これからのハリポタ人気投票では、ぐぐ〜んと上をねらってくるキャラクターだと思います♪ にこにこ笑っているスネイプ先生は、もはやスネイプ先生ではないですもの....。彼の生が、死が、無駄に終わらなくて良かったですね! |
Emi 2007/11/07 14:39 |
pakchiさん、ありがとうございます! 私のブログが少しでも参考になれたら、こんなに嬉しいことはありません。私がわからない部分は、読者の方にアドバイスをいただいています。pakchiさんも、どんどん書き込んでくださいね! 私の解釈や訳はけして100%ではありませんので。 |
Emi 2007/11/07 14:42 |
よしさん、こんにちは! スネイプは本当に勇敢な男性でしたね! いくら心を閉ざす力に長けているからといっても、あのヴォルデモート相手に、ずっと真実の思いを隠してきたのですから....。ダンブルドアを死の淵から救ったり、ハリーを影ながら導いたり、魔法界でもトップの魔法使いだったのではないでしょうか。演じているアラン・リックマンは、私の大好きな俳優さんです。彼がこのキャラクターを演じていてくれて、とっても良かったと思っています。 |
Emi 2007/11/07 14:44 |
けんにぃさん、うわ〜〜〜それは、そうとうルーピンの死にショックを受けられたんですね(--;) 私は意外にさら〜っと読んでしまっていました。薄情な女だわ...。ドビーのときは泣いたんですよ。フレッドのときも。ルーピンとトンクスの説明がたった1行だったからでしょうか。 |
Emi 2007/11/07 14:46 |
チビさん.....あなたは、もしやローリングさん?? コメントを拝見して飛んでしまいました。.....そうです。きっとそうです。どうしてそこまで読むことができるのですか!? 私にはまったく見当もつきませんでした。説明していただいて「.......へぇ!!」と思ったばかりです。ぜひ記事に付記させてください。イヤだと言っても遅いです。このチビさんの解釈、載せないわけにはまいりませんッ。 |
Emi 2007/11/07 14:49 |
(まだ再読していませんが) |
けんにぃ 2007/11/07 19:29 |
スネイプとダンブルドアの人間性がよく分かりました。ダンブルドアの「You disgust me」の言葉、少し驚きました。 |
みさと 2007/11/07 20:54 |
いえいえ、けんにぃさんのお気持ちはよ〜くわかります。私なんて1回目読んだとき、トンクスまで死んでることを見逃しそうになったくらいです。 |
Emi 2007/11/08 08:33 |
みさとさん、まさにおっしゃるとおりです。『人は単純に「いい人」「悪い人」には分けられず、多かれ少なかれ両方の部分を持っているんだ』という点、これこそローリングさんが伝えたかったポイントのひとつであるような気がしています。 |
Emi 2007/11/08 09:10 |
we Sort の部分、ネイティブに聞いてみました〜〜〜! チビさんのお考えどおりです(^^)y 記事にも追記させていただいてます♪ |
Emi 2007/11/08 22:57 |
そうですか、あまり褒めて頂いたので、もしも間違ってたらどうしようかと不安になりかけていました。安心しました。(^^; |
チビ 2007/11/09 08:05 |
チビさん、私も同意見です。国語の授業で先生が、生徒の考えに対し、「それは違います、作者はこう考えています」なんて説明をするのが、どうにもしっくりきませんでした。それはあくまで教科書の解説であって、小説や文学の解釈は、個人個人違って当然なのですから! 作文も、誤字や脱字以外、もともとは添削するようなものではないのです。心の声なのですからね。 |
Emi 2007/11/09 09:42 |
そうそう、前回書こうとして書き忘れてました。悲しいトンクスとルーピンの死ですが、25章でハリーがテディの名付け親になった時に、なんか既に嫌な予感がしてたんですね。あれっ、なんかテディってちょっとハリーの立場に似てるのかなあ? さらに同じように、もしかしてこの先、両親2人とも死んで、孤児になっちゃうのでは? |
チビ 2007/11/12 22:58 |
チビさん、私ぜんぜん気づかなかったです。名付け親になった時点での未来、読めなかった。すごいな〜。水晶玉でももっていらっしゃるみたい! ローリングさんにとっては、私のような鈍感な読者の方がありがたいかもしれませんよ〜〜〜(と、なぐさめる)。 |
Emi 2007/11/14 09:52 |
ローリングさんは以前、インタビューで「最終巻では、死なす予定ではなかった二人が死ぬことになりそうです」と少し内容を変更したことを公言してました。それが、ルーピン&トンクスの事ではないかと分かり、私もこの二人が死んだと分かった時、「なんでローリングさんはこの二人を殺しちゃうの!?ハリーが散々孤児で辛い思いをしてきたのにまた孤児を生み出すの!?ローリングさんも子を持つ親でしょ!?」と作者に対してちょっと憤慨したりもしました。でも、まさにそれがローリングさんの言いたかった事だった分かりました。『戦争という醜い争いは多くの孤児を生み出している』という作者のメッセージが込められていると何かの記事で読みました。私が感じた怒りは、まさに戦争に対して感じたローリングさんの怒りじゃないかなあと。それをさらっと書けば書くほど、逆に重みが増して感じられるような気がします。 |
みさと 2007/11/14 15:10 |
みさとさん、私もそのインタビュー時期を覚えています! それって、トンクスたちのことだったんですかね〜〜〜。本当にそうかもしれませんね。戦争によって犠牲になるのは、子どもです。大人は覚悟ができての行為かもしれないけれど、子どもは決してそうではありません。彼らを巻き込む諍いは、我慢のきく大人として、絶対に避けなければいけませんよね...。この世の中に大人さえいなければ、戦争は起こらないものかもしれません。災いの種に大人がなっているなんて、残念です。 |
Emi 2007/11/16 08:31 |
漸く、第33章を読み直しました。 |
けんにぃ 2007/11/28 12:13 |
けんにぃさん、本当にけんにぃさんのおっしゃるとおりだと思います。この章は、圧巻ですよね! 記事を書いてホッとして、3度目を読み直す予定のなかった私ですが、けんにぃさんのコメントを拝見して、もう1度この記事を見ながら読んでみたくなりました。 |
Emi 2007/11/29 09:23 |
最後の訳が違うと思います。それでは意味が分かりません。 |
mimi 2008/01/25 16:03 |
mimiさん、うッ、通じませんか(^^A) |
Emi 2008/01/25 19:34 |
こんにちは。私、最近こちらのブログを発見したので、すごい後から話に混ぜてもらってるみたいで。。すみません。ちょっと気になったところを指摘させてくださーい! |
Akina 2008/05/23 22:19 |
Akinaさん、こんにちは! |
Emi 2008/05/27 08:39 |
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