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zoom RSS 第7巻 第8章 The Wedding

<<   作成日時 : 2007/09/11 17:57   >>

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Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(US) Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(US)
J.K.Rowling (2007/07/21)
Arthur a Levine

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                  【ネタバレ注意です】





第7巻 「ハリー・ポッターと死の秘宝」 これまでの目次




第8章のあらすじ

ビルとフラーの結婚式当日、ハリーはポリジュース(変身薬)を飲み、ロンの親戚の男の子になりきって参加していた。無事に結婚の儀式が済み、新郎新婦も交じってのダンスがはじまり、披露宴会場は和やかな雰囲気に包まれた。
ハリーは、ダンブルドアの故人略伝( obituary )を書いたエルフィアス・ドッジの姿を見つけ、歩み寄り、こっそり「ハリーです」と名乗った。ドッジとともに、ダンブルドアの本を執筆したリタ・スキーターについて話していると、ロンの親戚の1人であるおばさん Muriel が、ダンブルドアの過去について、とんでもない噂を口にした。
「ダンブルドアは、スクイブ(できそこないの魔女)だった妹を幽閉していた」
愕然とするハリー。でたらめだと憤慨するドッジだったが、その言葉もむなしく耳に響く。優秀で機知に富み、マグルにもスクイブにも公平な態度を示していた彼が、魔法が使えない魔女である実の妹を恥じ、世間の目に触れぬよう閉じ込めていたなんて。信じきっていたダンブルドアの意外な一面に、激しく動揺してしまうハリーだったが、自分が両親とともに住んでいたゴドリックの谷に、ダンブルドアも住んでいたという事実を知って驚く。なぜ、自分との間にある共通点を、生前にダンブルドアが一言も打ち明けてくれなかったのか?
そんな中、またパトローナスが現れた!
「魔法省は、陥落した。魔法省大臣は、死んだ。奴らがやってくる」




第8章のはじまり

第8章は、こんな英文ではじまります。

Three o'clock on the following afternoon found Harry, Ron, Fred and George standing outside the great white marquee in the orchard, awaiting the arrival of the wedding guests.


こんな風に訳してみました。
翌日の午後3時、ハリーはロン、フレッド、ジョージと一緒に、結婚式にやってくるゲストを待ちながら、果樹園に設置された白い大テントの外に立っていた。

1) marquee ... 入り口のひさし、(サーカスなどの)大テント
2) orchard ... 果樹園
3) await ... 待ち受ける

ハリーは、招待客に正体がばれないよう、ポリジュース(変身薬)を飲んでマグルの男の子に変身しています。フレッドとジョージがマグルの少年に魔法をかけ、その髪の毛を失敬したというのですから、ちょっと乱暴な計画です。
4人は受付を担当していて、やってくる招待客を座席に案内しています。ドレスアップしたハーマイオニーがやってくると、ロンはすかさず、「とても似合うよ! ( You look great! )」と言いますが、そんな彼らの前に懐かしい顔がひょっこり現れます。ハーマイオニーに向かって、「なんて素敵なんだ ( You look vunderful.)」と感嘆する、その声の主とは......。




第8章がわかる英文チェック

次の5つの英文を読めば、この章がなんとなくわかるかも?

After glancing at Krum's invitation as if he did not believe a word of it, he said, much too loudly, "How come you're here?"


こんな風に訳してみました。
そこに書かれた文字が信じられないというような顔で、クラムの招待状を見やったロンは、不必要に大きな声でこう言った。「なんで来たんだ?」

1) glance at ... ちらっと見る
2) How come? ... どうして?

他校のクラムは、以前からハーマイオニーにご執心でした。魔法学校対校試合のときに、クラムがハーマイオニーをダンスの相手として選んでから、ロンは気が気でなかったのです。その後も文通を続けている2人に妬いていたロンなのであります。
「フレアが招待してくれた」
答えるクラムも、ロンの失礼な態度に不機嫌そうです。
ハーマイオニーをクラムに近づけまいとして、ロンは堂々と彼女に「一緒に踊ろう」とダンスを申し込みます。まんざらでもない彼女の姿に、がっかりするクラムの視線は、あろうことかジニーに注がれます。
「あの娘、すっごく可愛いね。きみの親戚?」
マグルの少年に変身しているハリーに、クラムが興味深々でそう尋ねます。
ハリーはムッとして、
「ああ。でも、あの子は誰かとつきあってるよ。嫉妬深くてね。でっかい男さ。あんまり係わり合いにならない方がいいと思うけど」
以前、このセリフの中にある big bloke を「コカイン野郎」と訳してました。もちろん、勝手につけたわけじゃなくて、ちゃんと辞書を調べた結果だったのですが、訂正します! 今日(12月4日)、ロングマンの新英語表現辞典を見てましたら、載ってました♪ 
bloke ... a man (British)
し、知らなかった〜〜〜。ここにもイギリス英語のワナが。落とし穴に見事にはまってしまいましたが、ただでは起きませんよッ。これで、ばっちり覚えました。
..........それにしても、ハリー。やっぱりまだジニーが好きなんだね。



"Do you, William Arthur, take Fleur Isabelle...?"


こんな風に訳してみました。
汝、ウィリアム・アーサーは、フラー・イザベラを妻とするか....?

1) William ... ウィリアム

英語の名前って、まったく違う響きをもった愛称になるから難しい。ウィリアムの愛称は、ビル、ビリー、ウィルにウィリー。ウィルならわかるけど、ビルになるのは、未だに合点がいかないです。美智子ちゃんが、みっちゃんでなく、まっちゃんになるような違和感があります。
それにしても、よかったよかった! 狼男に襲われてしまい、ウィーズリー家ピカイチのハンサム男だったビルの顔には醜い傷が大きく残ってしまったけれど、「怪我をしていても、彼の愛は変わらないわ!」と宣言してみせたフラーの言葉どおり、めでたく結婚式を迎えることができました。
はじめて見る結婚式に、ハリーは白いウェディングドレスを着たジニーの姿をつい想像してしまい、苦しみます。彼女の隣に立つ幸せな男は、いったい誰なんだろう.....。
ボクの前にあるのは、ヴォルデモートの存在だけだというのに......。生れ落ちた瞬間、いや、それ以前から、望んだわけでもない大きな使命を帯びてしまったハリー、かわいそぉ。
マグルに変装しているハリーに、クラムが「ラブグッドという男を知ってるか」と聞きます。ルナのお父さんです。なんだか怒っているみたい。「フレアの招待客でなかったら、殴ってやるところだ」と意気込んでいます。その理由を尋ねると、あるサインを胸につけているからだとか.....。



"Sign?" said Harry, looking over at Xenophilius too. The strange triangular eye was gleaming on his chest. "Why? What's wrong with it?"


こんな風に訳してみました。
「サイン?」 ハリーは言い、肩越しに Xenophilius を見やった。奇妙な三角の瞳が、彼の胸の上できらめいている。「どうして? あのサインがどうかしたのかい?」

1) look over at ... 肩越しに見る
2) gleam ... きらめく

クラムが言うには、あの奇妙なサインは、ダンブルドアが倒したということで有名な闇の魔法使い、グリンデルバルドの印だというのです。グリンデルバルドは、クラムの祖父を殺していました。それで、クラムがカッカカッカしているわけなんですね。
ポケットからクラムが杖をとりだした瞬間、ハリーは夢の中で聞いた「グレゴロビッチ」という名前のことを思い出します。それは、有名な杖職人の名前だったのです。オリバンダーに、グレゴロビッチ.....。
ヴォルデモートが杖職人を狙い、さらっている目的とは!?
そんなハリーの耳に、また新たな驚くべき噂が飛び込んできます。


"Oh, we all know your worshipped Dumbledore; I daresay you'll still think he was a saint even if it does turn out that he did away with his Squib sister!"


こんな風に訳してみました。
「ええ、あたしたちは、あなたがダンブルドアを尊敬していたことを知っていますわ。言わせていただきますけど、ダンブルドアが出来損ないの妹を厄介払いしていた事実が明るみになったとしても、あなたはまだ彼を聖人君子だと考えるのでしょうね」

1) worship ... 崇拝する、尊敬する
2) daresay ... あえて言う
3) turn out ... 明るみにでる
4) do away with ... 廃止する、とり除く

ダンブルドアが? スクイブだった妹を隠し続けていた? なぜ? 地下室に? 閉じ込めていた? ハリーはもう混乱状態です。ダンブルドアの妹は、スクイブなどではないというドッジの声も耳に入りません。
魔法が使えない魔法使いは、マグル世界にまぎれて住むようになる場合もあるそうです。聖マンゴ魔法疾患障害病院の通院歴もなく、ホグワーツ魔法学校に入学すらしなかったダンブルドアの妹アリアナの存在は、ぞっとするほどに謎めいています。
明らかになったダンブルドアの過去は、それだけではありませんでした。なんと、彼は、ハリーの両親が隠れていたゴドリックの谷に住んでいたというのです。


Why? Were Lily and James buried close to Dumbledore's mother and sister?


こんな風に訳してみました。
なぜ? リリーとジェームスは、ダンブルドアの母親と妹の近くに埋葬されていたのか?

1) bury ... 埋める
2) close to ... 近くで

ダンブルドアが、ハリーの両親、リリーとジェームスのことを、単に生徒として知っていただけでなく、もしかしたら、もっと近しい関係にあったのかもしれないと思わせられる展開です。ダンブルドアは、ボクの両親の墓を訪ねたことがあったのか? そんなこと、これまでただの1度もボクに話してくれたことはなかった,,,,,なぜだ。




第8章のおわり


第8章は、こんな風に締めくくられています。

ハリーは何と言っていいかわからなかったが、そんなことはどうでもよかった。ちょうどその時、何か大きくて銀色のものが、ダンスフロアの天蓋からふわりと降りてきたのだ。ゆったりと優雅に、きらめきながら、オオヤマネコは唖然としている人々のちょうど真ん中に降り立った。そのパトローナスの口が大きく開くと、キングスリーの声高く、ゆったりと聞き取りやすい声が聞こえた。
「魔法省は陥落した。スクリムジョールは死んだ。奴らがやってくる」
 

これで第8章は、終わりです。
いつも読んでくださっているみなさん、ありがとうございます♪
日本語訳など、カン違いがありましたら、どうぞ遠慮なくお知らせください。
ハリポタ大好きというみなさんのご感想、心からお待ちいたしております。




参加しています♪

  






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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
そういえばビル・ゲイツ氏もウィリアムさんなんですよね。
英語の愛称はWilliam→BillのほかにRobert→Bobも納得生きませんね。
Elizabeth→Beth,Lizは日本だと渡辺→ナベさん、山口→ぐっさんみたいな感じでしょうか?
あ、日本の女性でも「ヒサコさん」は「チャコちゃん」になりますね。これがBillやBobに近いのかな、と思います。
私はwant to が wanna になるのも不可解です。
音声じゃなく文字しか勉強していなかったので、まったく会話に由来することには苦労します(苦笑)
沖石
2007/09/11 20:08
沖石さん、こんにちは!
ロバートはボブなんですか....混乱します〜。
愛称って必ずそう言われるように理由があるので
しょうが、ネイティブも混乱するのかもしれません。
映画「ワーキングガール」で、ハリソン・フォードが
エリザベスという女の子を呼ぶのに、
「ベス? ベッチィ?」
と尋ねるシーンもありました。
Emi
2007/09/12 11:26
昔のネタへの反応で恐縮ですが、Rebeccaが、Beckyというのも面白いですよね。
ネイティブの英語の先生に聞いたのですが、ネイティブの人達は、一旦愛称を決めたら日常生活では本人も家族、友人、知り合いも、一生それを使いとおすそうですね。役所の書類とか契約書に記入するといった公式な状況でなければ、本名はほぼ使わないそうです。
チビ
2007/11/03 06:46
チビさん、ほほ〜〜っ。もう私にはチンプンカンプンの世界です....。ニックネームって、自分にも決定権があるものなんでしょうか。おもしろ〜い。そういえば私も、「ふっちゃん」「えっちゃん」「ひめ」「りき」なんて、いろいろ呼ばれました!
Emi
2007/11/03 23:10
記事中の big bloke の訳、訂正してます(*^^*)
Emi
2007/12/04 23:27
グー
kobito
2010/07/18 22:31
kobitoさん、Thank you!
Emi
2010/07/27 21:25
はじめまして
楽しく読ませていただいてます。
お世話になっています。
現在この辺りをゆっくりと通過中です(^^)。

教えて下さい。
第8章  The Wedding P115で
村の少年がslightly fatter than him,なので
hot and tightだと書かれてますが、村の少年の方が
痩せてないとつじつまが合わないと思うのですが、
私の読み間違いとか勘違いでしょうか?。

重箱の隅・・・なことですみません。
酒樽
2011/10/18 09:58

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