「ハリー・ポッター」で English Time

アクセスカウンタ

zoom RSS 第7巻 第4章 The Seven Potters

<<   作成日時 : 2007/08/24 12:19   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 3




Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(US) Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(US)
J.K.Rowling (2007/07/21)
Arthur a Levine

この商品の詳細を見る





                  【ネタバレ注意です】




第7巻 「ハリー・ポッターと死の秘宝」 これまでの目次




第4章のあらすじ

1人ぼっちになってしまったダーズリー家....。誰もいない室内を、ハリーは感慨深げに見渡す。ダンブルドアが歩いた玄関、11歳まで過ごしていた階段下の物置き....。不思議な感覚だった。そこに予告もなく不意に現れたのは、総勢13名もの懐かしい顔ぶれ。ハリーを避難させるためにやってきたというのだが、その計画を知って、ハリーは驚いてしまう。
ポリジュース・ポーション(変身薬)を使って、おとり作戦を実行しようというのだ。
危険すぎると猛反対するハリーだったが、結局その計画に同意させられてしまう。薬を飲んで変身した6人のニセハリーは、それぞれのパートナーと一緒にダーズリー家を飛び出すが、その瞬間を待っていたかのように30人のデス・イーターが現れた。ハグリッドとともに逃げる(本物の)ハリーだったが、なぜかすぐに正体がばれてしまい、とうとうヴォルデモートが目の前に出現してしまう!! 




第4章のはじまり

第4章は、こんな英文ではじまります。

Harry ran back upstairs to his bedroom, arriving at the window just in time to see the Dursley's car swinging out of the drive and off up the road.


こんな風に訳してみました。
ハリーは寝室に駆けあがり、窓に近寄った。ちょうどダーズリー家の車が通りへ出て、路面を走っていくところだった。

1) in time ... 間に合って
2) swing ... 弧を描くように動く

夕暮れどき、走り去っていくダーズリー家の車の窓が燃えるような緋色に染まっていて、とても美しい印象的な場面です。
けして幸せとは言えなかったダーズリー家での16年に及ぶ生活でしたが、もう2度と会えないかもしれない人たちだと思うと、ハリーの胸には複雑な思いがわき起こります。しかも最後の最後になって、憎らしかったダドリーが見せてくれた感謝の気持ち(grateful)....。これまで味わったことのない懐古の念で、ハリーの胸はいっぱいになるのです。




第4章がわかる英文チェック

次の5つの英文を読めば、この章がわかるかも?

Harry picked up Hedwig's cage, his Firebolt, and his rucksack, gave his unnaturally tidy bedroom one last sweeping look, and then made his ungainly way back downstairs to the hall, where he deposited cage, broomstick, and bag near the foot of the stairs.



こんな風に訳してみました。
ヘドウィグのかご、ファイアボルト、リュックサックを抱えると、ハリーはらしくなく片付いた自分の部屋を、最後にぐるりと見渡した。それから階段をぎこちなく下りていき、玄関ホールの階段脇に、抱えていた荷物を置いた。

1) Hedwig's cage ... ヘドウィグ(ハリーが飼っているフクロウ)のかご
2) Firebolt ... 名付け親シリウスが買ってくれた箒
3) rucksack ... リュックサック
4) tidy ... キチンと片付いた
5) ungainly ... ぎこちない
6) deposit ... 置く

昔のハリーだったら、ダーズリー家のみんながいなくなった途端、冷蔵庫をあさったり(sneak something tasty from the fridge)、ダドリーのコンピューターで遊んだり(play on Dudley's computer)、こころゆくまでTVのチャンネルを変えたり(flick through the channels to his heart's content)したものでした。
ハリーは、外出できなくてちょっと不機嫌なヘドウィグに話しかけながら、昔を懐かしみます。
そこに不意に現れた懐かしい人々。それぞれのキャラクターの特徴がわかるので、読んでとても楽しい部分です。ちょっとご紹介します。

ロン ... 背が高く、ひょろっとしている
ハーマイオニー ... ふさふさした髪を後ろで束ねている
フレッドとジョージ ... まったく同じ顔をしてにやけている
ビル ... 長髪。顔には(狼男にやられた)傷跡が目立つ
ウィズリーおじさん ... 優しそう。禿げかかっている。メガネがちょっと歪んでいる
トンクス ... お気に入りのピンク色に染まったショートヘア
ルピン ... 白髪交じりで、しわが目立つ
フラー ... ほっそりとして美しい。輝く金色の長い髪
キングスリー ... 肩幅が広い黒人で、禿げている。
ハグリッド ... もじゃもじゃのヒゲと髪
マッド・アイ ... 魔法の目がぎょろぎょろ動いている。大きな2つの袋をもっている
マンダンガス ... 小男で、汚らしい。 元気のないバセット犬のような目ともつれた髪が、性格悪そう


We can't wait for the Trace to break, because the moment you turn seventeen you'll lose all the protection your mother gave you.


こんな風に訳してみました。
「記録システム」が消滅するのを待っているわけにはいかんのだ。お前さんが17歳になったその瞬間に、母上が残してくれたバリアすべてが失われてしまうのだからな。
  
1) wait for ... 〜を待つ
2) protection ... 保護

魔法界においては、16歳以下の子ども達は学校以外で魔法を使うことを禁じられています。もし使えば、魔法省の Trace (記録システム?)によって簡単にばれてしまうのです。魔法が使えないハリーを脱出させるために、マッド・アイは旧式の移動方法を考えました。
つまり、ほうき、セストラル(不気味な空飛ぶ馬)、ハグリッドの空飛ぶバイク(もともとはシリウスの所有物)を使うのです。
ダーズリー家を見張っているであろうデス・イーターの目をくらますために、マッド・アイは魔法の薬を使って、おとり作戦をたてていました。みんなを危険にさらすわけにはいかないと大反対するハリーでしたが、とうとう説得されてしまいます。
ポリジュースを飲んだのは、ロン、ハーマイオニー、フレッドとジョージ、フラー、マンダンガスの6人です。


Those whose clothes are a bit roomy, I've got smaller here," said Moody, indicating the first sack, "and vice versa."


こんな風に訳してみました。
「服がぶかぶかなモンがおったら、ここに小さいサイズのがあるぞ」 ムーディはそう言うと、ひとつめの袋を指さした。「小さすぎなら、でかいのも入っとる」

1) roomy ... 広々とした
2) indicate ... 示す
3) vice versa ... 逆もまた然り

ハリーの身体に変身したことで、それまで着ていた服のサイズがあわなくなった仲間6人は、ムーディの用意してくれた衣服に着替えはじめます。「もうちょっと遠慮しながら着替えてくれればいいのに...」と、脱ぎっぷりのいい彼らの態度に居心地の悪いハリーです。
みんなで一斉にダーズリー家を飛び出したのですが、あっという間に.....!!


And then, out of nowhere, out of nothing, they were surrounded.


こんな風に訳してみました。
そのとき、どこからともなく、何の前触れもなく、彼らは取り囲まれてしまった。

1) out of nowhere ... どこからともなく
2) be surrounded ... 囲まれる

待ち伏せしていたデス・イーターの数は、なんと30人! 味方は、たったの14人です。しかも、みんなバラバラに避難所に飛んでいかなければなりません。ハグリッドのバイクで逃げるハリーですが、デス・イーターの放った緑の光線が、なんとヘドウィグを直撃してしまいました。
ピクリともせず、痛ましいばかりに、かごの底にころりと転がったふくろう....。
まさか、こんなところで、ホグワーツ学校に入ったときから仲間だったふくろうのヘドウィグが死んでしまうなんて!
ハリーを守ろうと必死のハグリッドは、バイクの dragon-fire ボタンを押して追跡を交わそうとしますが、その衝撃に耐えられなかったのか、不調になってしまうバイクに焦ります。なんとも救いようのないアクシデントが発生し、ハグリッドと背中合わせにバイクにまたがってしまうなどのドタバタ劇のなか、ハリーがデス・イーターの1人であるスタン(魔法バスの乗務員だった若い男)に、死の呪文でなく、武装解除呪文をかけたことで、正体がばれてしまいます。
そして、ハリーは見たのです。


Voldemort was flying like smoke on the wind, without broomstick or thestral to hold him, his snakelike face gleaming out of the blackness, his white fingers raising his wand again...


こんな風に訳してみました。
ヴォルデモートは、まるで煙のように空を飛んでいた。ほうきにも乗らず、セストラルにもつかまらずに。そのヘビのような顔が、暗闇の中から浮き出て見えた。白い指先で、ヴォルデモートは再び杖を掲げ....

1) gleam ... 光る

映画「不死鳥の騎士団」に、騎士団とデス・イーターの戦闘シーンがあります。そのとき彼らも「雲のように」空中を飛んでいました。ちょうど、あんな感じなんだろうなと思いながら読んでます。どちらのブログだったか記憶になくて残念なのですが、「まるでドラゴンボールみたいなヴォルデモート」という感想を読んで、なるほどと笑ってしまいました。言い当ててます。
危うし、ハリー! ところが信じられないようなことが起こりました。額の傷が痛み、目を閉じたハリーの手の中で杖が勝手に動き、金色の炎をシューッと噴射したのです。ハリーの耳には、何かが砕けるような音と怒りの声が聞こえました。
..............何が砕けたのかといいますと、これはヴォルデモートの杖のようです。厳密に言えば、第1章でヴォルデモートがルシウスからとりあげた杖。どうしてハリーの杖が単独行動(?)をとったのかは、後日あきらかになります。




第4章のおわり

第4章は、こんな風にしめくくられています。

そのとき、ヴォルデモートの姿が消えた。地上を見下ろしたハリーは、ハグリッドが大の字になって横たわっているのを見つけた。ハグリッドに激突しないよう、ハリーは思いっきりハンドルを引いた。ブレーキを探して手探りしたが、そのとき耳をつんざくような轟音と地面を揺るがす衝撃を感じ、ハリーは泥だらけの沼に叩きつけられてしまった。


ハリーをねらうデス・イーターを阻止しようと、バイクから敵の箒に飛び移ったハグリッドは、どうやら振り落とされてしまったようです。大の字になって、まさかのんきに寝てるわけではあるまいし、死んでしまったのでしょうか!?

この第4章には、魔法用語がいくつか出てきます。
次回は、それぞれの魔法用語の意味と効力について書いてみたいと思います。
日本語訳などでカン違いがありましたら、ご教示ください♪ 勉強になります。



第4章の呪文集】 



参加しています♪

  










テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。私も子育て中の30代女性です。Emiさんのブログを拝見してから、私もがんばってみようと一大決心をして洋書の第7巻を購入しました。仕事をしながらなので、なかなか読み進みませんが、すこーしずつがんばっています。こちらの1章読み終わると、ブログで内容があっているか確認しています。わかりやすくコメントしてあるのでとても助かっています。いま、やっと4章です。先が長いですががんばりたいと思っています。これからもお世話になります☆
sbtmtm
2007/09/16 17:40
sbtmtmさん、コメントありがとうございます! 私のつたないブログが洋書購入のきっかけになったなんて、とても嬉しいお話です! 自分のリーディング強化の意味もこめて始めたブログですが、一緒に楽しく読んでいける仲間がいると心強いです♪ 私のカン違い又はお気づきの点など、遠慮なく教えてください。
今後ともよろしくお願いいたします!
Emi
2007/09/17 15:55
大好き
チョウ
2009/10/04 18:19

コメントする help

ニックネーム
本 文
第7巻 第4章 The Seven Potters 「ハリー・ポッター」で English Time/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる